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立場を越えて君を愛せるか? セラピー/カウンセリングにおける大切なスタンス

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【vol.1519】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

今日の夕方

3日間にわたって開催された

Sue Danielによるサイコドラマという

集団療法の通訳の仕事を

無事に終えることができました‼️

 

 

 

講師のSueと私は

私が大学院生だった23年前に

出会いました。

 

 

 

コロナ禍の他に一度だけ

彼女が数年来道しなかった時期が

ありましたが

 

 

それ以外は

最低でも年に1回は

来道していた彼女の通訳を

ずっと担当させてもらっています。

 

 

 

「あなたは
 私の『耳』であり『声』でした。
 あなたなしでは
 このワークショップは
 成り立たなかったことでしょう。
 本当にありがとう‼️」

 

 

 

この言葉は

ワークショップが終わったとき

必ずと言ってイイほど

彼女がかけてくれる言葉なのですが

 

 

今日は、いつもにも増して

彼女の言葉が

私の心に沁みわたりました。

 

 

(私とSue )

 

 

 

実は彼女、

私の母と同い年生まれで

親子ほどの年齢の差があります。

 

 

しかも

彼女が私に出会ったときは

私はわずか24歳で

大学院生という身分でした。

 

 

 

当時から

世界的に活躍をしていた

彼女にしたら

 

 

大学院生の私なんかは

実にちっぽけな存在。

 

 

 

しかも

通訳をするにもかかわらず

 

 

彼女の専門である

サイコドラマについては

一切勉強することなく

乗り込んでいったという…😅

 

 

 

今の私なら

絶対にしないと思いますが

 

 

振り返ってみると

自分の傍若無人っぷりに

恥ずかしくなるばかりです。

 

 

 

 

 

でも

この23年という年月を

振り返りながら感じることは

 

 

Sueは

私がどんな立場であろうと

その立場によって

態度を変えることもなければ

 

 

私がサイコドラマを

積極的に勉強しようとしなくとも

そうすることを押しつけることは

ありませんでした。

 

 

 

親子ほど若く

臨床経験年数も

圧倒的に少ない私に対して

偉ぶることは一切なく

 

 

専門とするアプローチは

全く異なるにも関わらず

 

 

こんな若輩者の私を

セラピスト仲間のひとりとして

リスペクトしてくれて

 

 

私が学ぶアプローチにも

純粋な好奇心と温かい目を向けて

見守ってくれていたんですよね。

 

 

 

そんな彼女だからこそ

23年という長い年月を経ても

変わらぬお付き合いを

させていただくことができ

 

 

私も臨床家として

成長することができた。

 

 

 

そう思っています。

 

 

 

小田和正の

『たしかなこと』という歌にある

「時を越えて君を愛せるか」

という一節じゃありませんが

 

 

「立場を越えて
 相手を愛せるか」

 

 

…ということが

大事だと思うんですよね。

 

 

 

相手の立場によって

自分のスタンスを

コロコロと変えるのではなく

 

 

立場を越えて

相手をひとりの人間として

どれだけ受けとめることが

できるのか?

 

 

 

 

 

それは

セラピストとクライエントの

治療的な関係においても

同じことが言えるかと思います。

 

 

セラピスト/クライエント

という関係性を越えて

相手の気持ちに

しっかりと寄り添えたときに

 

 

クライエントは変化をし

どんどん成長をしていくものです。

 

 

 

セラピストという立場を越えて

ひとりの人間として

目の前のクライエントと

しっかり向き合えたとき

 

 

クライエントにとっての

ミラクルが起きはじめます。

 

 

 

時を越えて君を愛せるか
ほんとうに君を守れるか
空をみて考えてた
君のために 今何ができるか

 

 

 

 

 

 

セラピスト/カウンセラーは

 

 

立場を越えて
クライエントを愛せるか

 

 

そして
クライエントのために

今、自分が何ができるか

 

 

…を常に考えています。

 

 

 

その重要性を

身をもって教えてくれたのは

他ならぬ、 Sue Daniel 。

 

 

 

師と仰ぐ

彼女から教えてもらった

大切なことを

 

 

私は臨床の実践の中で

ひとりでも多くのクライエントに

伝えていきたい。

 

 

 

そう思ってます。

 

 

 

 

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