【vol.1511】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
セラピー/カウンセリングを受けて
しばらくしたクライエントから
「セッションを
受けるようになってから
今までになく辛いです!」
と言われることがあります。
「セラピー/カウンセリングを
受けているのにもかかわらず
受ける前より辛くなるだなんて
詐欺じゃないの?」
…と思う方がいるとは思いますが
むしろ、私は
これは良い方向に進んでいる
と捉えています。
心に傷を負ったときに
そのケアの仕方がわからない人にとって
一番手っ取り早い対処方法は
自分自身から
気持ちや感情を切り離したり
感情を麻痺させたりして
感じないようにすること。
そうすれば
痛みも辛さも苦しみも
感じることがないので
一見すると
表面的には何事もなく
過ごすことができますが
ただ、それは
本質的な問題の解消には
つながっていないが故に
ワケもなくなんとなく
生きづらさを抱えながら
生きることになるんですよね。
以前からこのブログでも
感情とは
私たちの進むべき道を知らせてくれる
羅針盤のようなもの
ということをお伝えしてきているとおり
自分自身から感情を切り離したり
麻痺させたりすればするほど
私たちは進むべき方向を見失い
自分らしく生きることから
遠ざかってしまいます。
ワケもなく
なんとなく感じている生きづらさは
感情を感じられないことに
端を発しているのです。
私のセッションで
感情や感情にまつわる身体感覚に
フォーカスをしていくのは
そういう理由があるんですね。
確かに
痛みは苦しさや辛さ…といった
感情を感じるということは
決して心地イイものではありませんが
「セッションを
受けるようになってから
今までになく辛いです」
という発言は
自分自身の気持ちや感情を切り離したり
麻痺させたりすることなく
感情に対してオープンな態度で
アクセスすることができるように
なってきている
…という
紛れもない事実であり
間違いなく
前進している証拠
でもあるんです!
痛みや苦しさ、辛さは
耐え難いものかも知れませんが
それらの感情を
セラピスト/カウンセラーの
サポートを得ながら
しっかりと
プロセスしていくことをとおして
癒しを得ることができたとき
生まれながらに備わっている
自身のバイタリティや生命力が
フルに活用される自分らしい人生を
送ることができるようになるでしょう。
逆説的に聞こえるかも知れませんが
セッションを受けるようになってから
今までになく辛さを感じるのは
後戻りではなく前進の証。
それを信じて
セラピスト/カウンセラーと
二人三脚で根気よく
自分自身と向き合っていけるか?
…ということが
未来を左右する分岐点であり
踏ん張りどころでもあります。
そこで頑張った先には
明るい未来が待っているはずです。
ひとりで頑張らずに
私のお手伝いさせてください。
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