真の意味で「おとな」になるために必要なのは、しっかりと「感情を感じる力」

【vol.1455】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

私のセッションでは

感情にフォーカスを当てながら

進めていくので

 

 

「今、どんな気持ちですか？」

「何を感じていますか？」

…ということをよく尋ねます。

 

 

 

 

 

こういった投げかけに対して

「わかりません」「何も感じません」

という答えが返ってくるのは

決して珍しいことではありません。

 

 

 

子どもには

親からの承認が必要です。

 

 

 

泣いているときに

「悲しんだね」「悔しんだね」

などと言ってもらうことを通して

自分が抱いている感情が

正当なものであることを確認し

 

 

そういった感情を抱いていもイイんだ

そういった感情を出してもイイんだ

…ということを体感します。

 

 

 

感情を受けいれる…というベースには

そういった体験の積み重ねがあるんですよね。

 

 

 

しかしながら

自分の感情を表現したとき

拒絶されたり

否定的な反応をされたりするなど

 

 

感情を表現することが許されない

環境下で育った人にとっては

感情を出すことは危険でしかないため

 

 

感情を麻痺させることしか

生き延びることができずに

 

 

大人になった今でも

感情が凍てついてしまっていることは

実際に少なくありません。

 

 

 

 

 

ですから

「わかりません」「何も感じません」

と答えるのは無理もないのですが

 

 

感情は

私たちの進むべき方向を示してくれる

羅針盤のような役割を

果たしていることを考えると

 

 

 

 

感情が凍てついた状態で

感じられないままでいると

さまざまな問題に

直面させられるのも事実です。

 

 

 

私たちが

「イライラする」

「モヤモヤする」

…という表現を使うときは

何らかの心地悪さを感じているものです。

 

 

 

 

 

その心地悪さに

ほんのちょっとだけでもイイので

留まってみて

 

 

「今、何を（どんな感情）を
　感じているのだろう？」

ということに意識を向けてみると

 

 

イライラやモヤモヤの奥深くには

「寂しさ」や「悲しさ」、

「怒り」などの感情があることに

気づくことができるかもしれません。

 

 

 

そういった感情の存在に

気づくことができると

対処することはできますが

 

 

感情が麻痺したままで

何も感じないままでいると

一向に心地悪さは解消されないまま。

 

 

 

お酒を浴びるように飲んだり、

依存的な買い物行動に陥ったりするのは

そういった心地悪さを解消しようとする

必死の試みなんですよね〜。

 

 

 

ただ

その効果は一時的なものでしかなく

効果を長続きさせるためには

その行動が繰り返すしかない。

 

 

 

そうやって問題は繰り返され、

根深くなる一方なのです。

 

 

 

 

 

問題や悩みを

根本的に解消するためには

感情の麻痺状態から抜け出して

感情を感じる力を

取り戻すのが不可欠であり

 

 

だからこそ

感情にフォーカスを当てて

問題や悩みにアプローチするのが

何よりも大事‼️なのです。

 

 

 

「わかりません」

「何も感じません」

 

 

 

そう感じるのは、決して、

あなたのせいではありませんが

 

 

そのままでいると

「自分らしい」人生を送る上での

大きな弊害となり得ます。

 

 

 

感情への怖れを取り払い

感情の正体を見分け、

感情をしっかりと表現することが

できるようになると

 

 

自分の進むべき道が

自ずから見えてくることでしょう。

 

 

 

感情を感じる力は

「自分らしく生きる」の支えるとなる

大切な力です。

 

 

 

そんな大切な力を

私と一緒に育んでいきませんか？