【vol.1448】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
昨日参加していたブログセミナーでは
「今までで一番辛かったこと」について
他の参加者と話し合うというワークをしました。
咄嗟に思い出すのは24歳のときのこと。
大学生の頃から付き合っていて
3年ほど一緒にも住んでいたことがある
カナダ人の元カレは
大学卒業後
私を追いかけて札幌までやってきました。
私が大学院で勉強する間は彼が札幌で働いて
私が大学院を出たら
一緒にカナダに戻ろうと話をしていて
口約束ながらも結婚の話もしていた
という間柄でした。
が!
割とルックスがよかった元カレは
札幌にきたら、かなりモテてしまって
4年半も付き合ってきたのに
二股をかけられて
私はアッサリと捨てられてしまいました。
同じ時期に母のように慕っていた
留学時代のホームステイ先のお母さんが
急死する…という事態にも相まって
文字どおり
奈落の底に突き落とされた感じでした。
眠れない。
ご飯は喉をとおらない。
涙が止まらない。
絶望感しかない。
とにかく苦しい。
「ここで地下鉄に飛び込んだら
この苦しさから解放されるのかな?」
地下鉄のホームに立つたびに
そんな考えが私の頭の中を
駆けめぐっていました。
後にも先にも
世の中がそんな風に見えたのは
このときだけでしたが
そのときの
私の目に映った世界は
白と黒のモノトーンの世界で
それ以外の色はなく
とても無機質なものでした。
それまでの私は
昭和の歌姫中森明菜の『難破船』
という曲の歌詞にもあるように
たかが恋なんて 忘れればいい
泣きたいだけ 泣いたら
と思っていた人間でした。
だから、失恋をして
ダメージを受けている人を見ても
「たかが失恋くらいで
落ち込むだなんて
弱いし、情けない」
…と厳しく冷たい眼差しを
向けるしかできなかったんです。
でも
自分が実際に「たかが失恋」で
大きなダメージを受けてみて
私の世界から白と黒以外の
色を奪ってしまうほどの
大きな破壊力に圧倒されたと同時に
その辛さや苦しさというものは
他人とのそれらと比較できる
相対的なものでもなければ
他人には計り知れないもの
だということを
身をもって体験させられました。
自身の実体験をとおして
辛さや苦しみに優劣はない
…ということに気づけたことは
心の傷を癒す支援者として
何ものにも代え難い経験だったと
“今なら”思えます。
当時は苦痛でしか
ありませんでしたけどね…💦
誰かとの比較の中で
自分自身の気持ちを
矮小化する必要はありませんし
当オフィスでは
どんな悩みや問題であれ
大切に、そして、丁寧に
敬意をもって扱うことをお約束します。
「たかがこのくらいで…」
と自分の気持ちや感情を
一方的に低く見積もることに終止符を打って
自分自身の胸の内に秘められた
大切な気持ちや感情を
私と一緒に見ていくことで傷を癒して
一歩ずつ前に進んでいきませんか?
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