【vol.2448】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
昨日、あいの里まで行ってきました。

大学病院で仕事をしていたときに
一緒に仕事をしていた先生が
お亡くなりになられ、
「お別れの会」に参列してきました。
日曜日に
訃報を受け取ったときは
信じられなかったんですよね。
だって、まだ65歳でしたから。
でも
長らく闘病生活を送っていたことは
風の便りで知っていました。
「お別れの会」の会場には
ご家族が用意されたのでしょう、
先生の足跡を辿るような写真が
たくさんのボードに飾られていました。

テーマごとに分けられた写真たち。
その中には
「仕事で忙しかった頃」というような
タイトルが付けられていたボードもありました。
私が先生と一緒に働いていたのは
私が20代半ばから
30代半ばにかけての頃なので
当時の先生は40代。
まさに働き盛りでした。
誰よりも早く医局に来て
夜遅くまで残って仕事をしている。
人のいい先生だったから
仕事を頼まれたら「イイよ」と
引き受けておられました。
正直なところ
当時の私はそんな先生の姿を
「理想のリーダー」として
見ていた訳ではないんですよね。
むしろ、自分を後回しにしてまで
役割に飲み込まれていくその働き方を
どこか冷やかな眼差しで
「そこまでしなくても……」と
違和感を抱きながら
見ていた記憶があります。
ですから、ボードに並ぶ
当時の先生の写真を眺めていたら、
ふと、こんな問いが湧き上がってきました。
「先生は、自分を生きることが
できたのだろうか?」

仕事が生き甲斐だったのでしょうし、
誰かの役に立つことに
喜びを感じていたのだと思います。
そういった先生の生き方を
否定するつもりは微塵もありません。
でも、もし、先生が、
自身の人生が65歳までだと知っていたら。
あの時と同じように
自分を後回しにしてまでも
役割を全うすることを選んだだろうか?
先生の写真を見ながら、
ふと、そんなことを思ったのです。
「いつか落ち着いたら」
「引退したら、やりたいことを」
私たちは無意識のうちに
未来に希望を予約します。
でも
65歳という若すぎる別れを前にして
その「いつか」が誰にでも
約束されているわけではないという事実を
突きつけられたように思うのです。
私がセラピーを通して、
クライエントの皆さんになってほしい姿。
それは、どんなタイミングで
自分の人生に幕が閉じられようとも
「ああ、私の人生は素晴らしかった」
と心の底から思える人生を送ってほしい、
ということ。

誰かの期待に応えるための
「役割の服」を着続けるだけの人生ではなく、
自分自身が納得して、自分の足で歩く人生。
私自身、やりたいことは
まだまだ山ほどあります。
でも、もし明日死んだとしても
「私はこの人生で良かった」と
言い切れる自信があります。
(あ、もしかしたら、
小さな後悔くらいは出るかもしれませんが…笑)
皆さんは今、自分の人生の手綱を
自分自身で握っていると感じられていますか?

誰かのために
自分を押し殺してはいませんか?
もし今、「役割」という
重い服を何枚も着込んで
あなたがその役割の重さに
押しつぶされそうになっていたり
「人生の手綱」を誰かに明け渡して
自分自身の人生を
見失いそうになっているのなら。
どうか
自分を責めるのをやめて
その重荷を少しだけ
今のあなたに合わせて整えてみませんか?
誰かの期待に応えるだけの人生ではなく、
あなたという個性が、もっと楽に、
もっと自由に息ができるように。

それは、決して甘えではなく、
自分の人生を最後まで愛し抜くための
とても懸命な、そして誠実な判断。

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先生、お疲れ様でした。
そして、大切な問いをありがとうございました。
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