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探していたのは“新しい手帳”ではなく、“あの頃の私”

自己肯定感

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“新しいものを探しているときほど

原点に立ち返る瞬間がある”─

 

 

 

今年の手帳選びがまさにそう。

 

 

 

心が動くものが見つからずにいた夜、

ふと思い出したのは

18年前に使っていたTOD’Sの手帳でした。

 

 

 

【vol.2303】

 

 

 

こんにちは!
カウンセリングオフィス

プログレスむかいゆかです。

 

 

 

新しいものを探して
見つけたのは“原点”だった

 

 

 

今年も

手帳シーズンがやってきました。

 

 

 

 

 

 

毎年のように愛用していた手帳を

探してみたのですが

ボンヤリしていて出遅れてしまい

すでに売り切れ…。

 

 

 

手帳のカバーも痛んできたので

「よし、手帳もカバーも新調しよう!」と

意気込んでリサーチを始めたものの

 

 

今度、手帳を買うなら

長く使えるようにそこそこ良いものが

欲しいと思っていたら

 

 

今どきの物価高もあってか

どれもなかなかのお値段なんですよね。

 

 

 

加えて、これといって

心トキメクものにも出会えない。

 

 

 

「どうしようかな」と考えていたとき

ふと頭に浮かびました。

 

 

 

オレンジの革が教えてくれた
時間の重なり

 

 

 

─そういえば

あのTOD’Sの手帳は

どこにいってしまったんだろう?

 

 

 

そう思い立って

昨晩、家の中を探しました。

 

 

 

ありそうだと思っていたところになくて

「もしかしたら、捨てちゃったかも?」

(実はけっこうな“捨て魔”です…苦笑)

と思ったのですが

 

 

ベッドサイドに置いてある

ワゴンの引き出しの奥を探してみると
鮮やかなブライトオレンジの革が

ひょっこり顔を出してきたではありませんか!

 

 

 

 

 

 

手に取って、中身を確認してみたら

手帳の中のカレンダーは2007年、

なんと18年前のものでした。

 

 

 

当時の私は

大学病院で臨床に携わり

専門学校や大学でも

非常勤講師を務めていた時期。

 

 

 

手帳をパラパラとめくると

先代の愛猫ソニックが

北大病院に入院していた記録も。

 

 

 

びっしりと書き込まれたスケジュール。

 

 

 

終業後には

ワインスクールにも通っていて
「よく、こんなにやっていたなぁ」

と自分でも感心してしまいました。

 

 

 

過去の自分に、いまなら優しく言える言葉

 

 

 

当時の私は「まだまだ(不十分)!」と

自分に鞭を打ちながら

全力疾走していたんですよね。

 

 

 

 

 

 

人には優しくあろうとしながら
いちばん身近にいる自分には

なかなか優しくできなかった。

 

 

 

でも今なら

少し違う言葉をかけてあげられます。

 

 

 

「そんなに急がなくていいよ」

「よくやってたね」…と。

 

 

 

鮮やかなオレンジの革の手触りが
“努力”ではなく“いたわり”の記憶として

蘇ってくるようでした。

 

 

 

来年からは

この手帳ともう一度

ときを重ねていこうと思います。

 

 

 

今度は“走る”ためではなく

人生をじっくり“味わう”ために。

 

 

 

 

 

 

また、よろしくね!

 

 

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