先週末、東京ドームで開催された
Oasisのライブ。
30年の時を経てもなお
彼らの音楽が世代を越えて人の心に響く―
そこに、セラピーにも通じる
「つながり」の力を感じました。
【vol.2291】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
先週末、Oasisのライブが
東京ドームで開催されていましたよね。
大学生時代にリアルタイムで
彼らの楽曲を聴いていた私にとっては
胸が熱くなるニュースでした。
ニュースを見聞きしていたら
行かなかったことを
猛烈に後悔したほどです…。
2日目のライブに行っていた
京都在住の同世代の同業の友人は
「若い人が多くて驚いた」
と話していましたが
その様子は
翌日のNHK『クローズアップ現代』でも
紹介されていたほどでした。
さかのぼること30年ほど前
イギリスで結成されたOasis
けんかが原因で解散し伝説的ロ
ックバンドは15年沈黙 復活の知ら
せに歓喜した人の中には若者も多
い 世代を越えて“刺さる”ワケとは?↓このリンクの先で番組を配信中ですhttps://t.co/npSIlAaOUS
— NHKクローズアップ現代 公式 (@nhk_kurogen) October 27, 2025
ライブに行けなかった私は
昨晩、この番組を早速観てみたのですが
ノエル・ギャラガーのこんな言葉が
“刺さり”ました。
俺の歌は 愛 喪失 悲しみ 天気
孤独 幸福 友情といった
誰もが共感できる普遍的なことを書いている。
俺の歌じゃなくて、「俺たち」の歌なんだ。
“They are not about me. They are about us.”
愛、喪失、孤独、幸福、友情―
誰もが経験する普遍的な感情を歌いながら
彼は「俺」ではなく「私たち」として
表現しているのですが
その“us(私たち)”という感覚は
セラピーにおけるWe-ness(ウィーネス)
そのものなんですよね。
AEDP®︎では
痛みや悲しみを「ひとりで耐えるもの」から
「誰かと共に感じるもの」へと変化させていき
孤独な“I(私)”が
関係の中で“we(私たち)”に変わる瞬間―
そこに癒しが生まれると考えています。

Oasisの歌も、セラピーのプロセスも
“私”を越えて“私たち”になることで
その力を発揮するのかと…。
AEDP®︎が大切にしている
“undoing aloneness(孤独の解消)”
という概念は
ひとりで抱えてきた痛みが
誰かと共に感じられる経験へと変わる瞬間に
癒しが始まるというもの。
ノエルの
「俺たちの歌なんだ」という言葉は
まさにその感覚そのものであり
誰かとつながり直すことで
人は少しずつ癒され
もう一度、生きる力を
取り戻していくのだと思います。

もし今、心のどこかで
孤独を感じていたとしても―
あなたの中には
誰かとつながり直す力が
きっと残っているはず。

| 住所 | 〒060-0042 札幌市中央区大通西1丁目14-2 桂和大通ビル50 9F マップを見る |
|---|---|
| 営業時間 | 【火~金】13:00~20:15 【土】10:00~17:00 |
| 定休日 | 日・祝日・月 |