
「嬉しいのか悲しいのか、
自分でもよくわからない」——
そんなふうに感じるとき
私たちはつい「おかしいのかな」と
不安になります。
でもそれは
感情がなくなったのではなく
自身を守るために
“見えなくしてきた”だけなのです。
【vol.2273】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
「嬉しいのか、悲しいのか、
自分でもよくわからない」
「泣けないし、怒ることもできない」
そんなふうに感じている方は
意外と多いものです。
感情がわからないと
自分が“空っぽ”に思えて
「私、どこかおかしいのかな?」
と不安になるかもしれません。
でもそれは
感情がないのではなく
見えなくなっているだけなのです。
多くの場合
感情がわからなくなるのは
「感じるとつらすぎた過去」があるから。
たとえば
泣きたいときに「泣かないで」と
言われたり
怒ったときに
「そんなこと言うもんじゃない」と
諭されたり…。
そのたびに、人は
「感じないほうが安全だ」
と学びます。
それは
あなたが生き抜くために
身につけた優しさと知恵なのです。
だからこそ
感情がわからなくなるのは
「異常」ではなく
むしろ
「自分を守ってきた証」
なんですよね。
感情は力ずくで探そうとすると
ますます遠くへ逃げてしまいます。
でも、安心できる関係や
静かな時間の中で
少しずつ体の奥から
「気づき」として戻ってきます。
「あれ?ちょっと悲しいかも」
「今の言葉、少し刺さったな」
その“かすかな揺れ”が
感情への入口です。
それを無理に
分析しなくても大丈夫。
ただ
「今、何かが動いた」と
気づくだけで十分です。
そうやって
少しずつ感情と再会していくと
自分の輪郭が
少しずつ戻ってきます。
感情は
あなたの外から“つくる”ものではなく
もともと内側に“備わっている力”。
時間をかけながら
安心できる場所で
その感情が
また息を吹き返すのを待てばいい。
感じられなくても
焦らなくて大丈夫です。
あなたの中に
今もなお生きている“感じる力”を
私と一緒に見つけていきませんか?
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