
【vol.2152】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
「あれ?友達じゃなくなってる?」
という小さな違和感
Facebookを
何気なく見ていたときのことです。
「知り合いかも」という欄に
見覚えのある名前と顔が表示されて
驚きました。
一瞬、
「あれ?前は“友達”だったよね?」
と戸惑いました。
というのも
どうやら、知らないうちに
友達リストからはずされていたようです。
以前の私だったら、
動揺していたと思うんですよね。
「私、何か悪いことしたのかな?」
「嫌われるようなこと、言ったっけ?」
そんなふうに
自分の言動を振り返って
答えの出ない“自己反省大会”を
はじめていたように思います。
でも、今回の私は
ちょっと違っていました。
確かに
残念な気持ちはありました。
「そっか、
もう(私に)関わる必要がないって
思ったのかもしれないな」
そんなふうに思うと
確かに、少し寂しさもよぎりますが
それ以上に感じたのは
「誰にしも
誰かとつながるかを決める自由がある」
という当たり前のことでした。
それが
たまたま“私ではなかった”
というだけのこと。
それを否定したり、
無理に理由を知ろうとしたりする必要はない
…と自然に思えたのです。
これは、私自身の中で
以前よりも
バウンダリー(境界線)が
しっかりしてきた証かもしれません。
人との関係には
相性やタイミング、価値感の違いなど
さまざまな要素が影響します。
誰かと距離ができることが、
必ずしも“悪い”ということではありません。
むしろ
「誰とつながるか」を選ぶ自由が
私にあるように、相手にもある。
それはとても自然なことですし
尊重されるべきことでもあります。
以前の私は
関係が切れること=自分がダメだった
ということのように
感じていたのだと思うんですよね。
でも、今は、
「人間関係にも終わりがある」
と知っていますし
それは、決して
自分“だけ”のせいでもなく
“失敗”だとも
思わなくなってきました。
少しずつ
自分の中に
しなやかな境界線ができて
誰に、どう思われるか?よりも
自分の感覚を信じていられるようになる。
もちろん、関係が終わるのは
嬉しいことではありませんが
それによってしか見えない
自分自身の変化や成長も
あるんですよね。
誰とどうつながるか、
どう線を引くか。
その選択を
自分の感覚で決められることが
大人になるってことなのかもしれません。
誰かとの関係が変わっても
自分とのつながりは深めていける。
そんな感覚を大切にしたいと思う
今日この頃です。
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