行動の改善に必要なのは、その背景にある「目に見えない事情」を理解すること

【vol.1113】

 

こんにちは！

 

カウンセリングオフィス

プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

先日

ある人と

話をしていたとき

 

 

「自分にとって

　最もストレスとなる

　シチュエーション

　とは？」

 

 

という話になりました。

 

 

 

 

 

彼女曰く

 

 

「キツい口調で

　責められたとき」

 

 

が最もストレスとなる

シチュエーション

だということでしたが

 

 

「そういった

　シチュエーションに

　遭遇したときは

 

　どんな風に

　対処をされて

　いるんですか？」

 

 

とお伺いしたら

 

 

「なるほど」

 

 

と思える答えが

返ってきました。

 

 

 

「キツく言われたことは

　確かに（自分にとっては）

　こたえるのですが

 

　そうせざるを得ない

　何かしらの

　事情や理由がある

　と思うんですよね。

 

　その理由を

　理解しようと

　心掛けていますし

 

　そう思えるように

　なったら

　

　たとえキツく

　言われたとしても

　

　クヨクヨと

　引きずることも

　なくなりました！」

 

 

 

 

 

「キツい口調で

　相手を責める」

 

 

…という

一見すると

問題的だとみなされる

行動の背景にも

 

 

必ずといってイイほど

そうせざるを得ない

 

 

何かしらの

事情や理由が

存在している

 

 

ものです。

 

 

 

 

 

キツい口調で

相手を責める人は

 

 

過去に

自分が無防備で

あったときに

攻撃された

 

 

…という経験を

している人が大半で

 

 

自分が攻撃されて

傷つけられる

くらいなら

 

 

こちらから先に

攻撃を仕掛けることで

自分を護ろう

 

 

としている人が

多かったりします。

 

 

 

 

 

お酒や薬、

ショッピングや

食べ物…etc.に

依存するのも

 

 

 

 

問題行動で

あることには

間違いありませんが、

 

 

それは

そうすることで

 

 

心の痛みを

麻痺させる

手段として

成り立っていて

 

 

そうすることでしか

自分を保とうとすることが

できない人たちにとっては

 

 

大事な

自己防衛手段

なのです。

 

 

 

ただ

多くの人たちは

目に見える行動でしか

 

 

その人のことを

理解しようと

していないので

 

 

一方的な

ジャッジメント（批判）

を下しがち。

 

 

 

そうやって

他者から

批判されれば

されるほど

 

 

自分を護るために

人間は自己防衛的に

なるので

 

 

問題行動と

される行動が

ますます加速化されて

いくんですよね〜。

 

 

 

なぜ

そういった行動を

取らざるを

得なかったのか？

 

 

という視点をもって

その人の

背景にある事情を

シッカリと

把握していくと

 

 

必ずといってイイほど

 

 

「そっか、

そうしてしまうのも

無理はない！」

 

 

と思える

エピソードに

ぶち当たります。

 

 

 

 

 

これは

20年の

臨床経験から

 

 

間違いなく

言えることです。

 

 

 

その背景にある

事情を鑑みて

 

 

そこで

プロセス（処理）

されることが

なかった感情を

 

 

シッカリと

感じきることさえ

できれば

 

 

問題行動と

されてきた行動が

消失して

いくことは

 

 

不可能では

ありません！

 

 

 

それを可能にして

いわゆる

問題とされる行動を

消失するのを

サポートしていくのが

 

 

我々

心理セラピスト／

カウンセラーの

使命です。