
【vol.2087】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
昨日であっという間に
AEDP®︎のカンファレンスが
終わってしまいました。
私がAEDPを学びはじめた2019年は
対面でのトレーニングのみで
NYまで足を運んでいたのですが
コロナの影響で2020年に
完全にオンラインに移行して以来
丸5年が経過したこのタイミングで
これまでは
パソコンのスクリーンの
小さな四角の中でしか
会えなかった人たちに
実際に会って、話し合って、
つながれたことが
何よりも大きな収穫でした。
Benと実際に対面で会えたことも然り。
BenはBenでも
私の現在のスーパーヴァイザーではなく
(彼にも、もちろん会いましたが…)
今、話しているのは
AEDP研究所のファカルティ(教員)の
もうひとりの方のこと。
(Benと私)
実は、彼にもにも
スーパーヴィジョンをしてもらないか?
とお願いをしていたのですが
彼も超売れっ子の
実力派セラピストで
しばらく空きができない
…ということで
スーパーヴィジョンは泣く泣く断念。
私が心から尊敬してやまない
素晴らしいAEDPセラピストのひとりです。
彼の何が素晴らしいか?というと
セラピストとしての
プレゼンス(presence)。
これを説明するのは
なかなか難しいんですが
クライエントを前にして
セラピストが全身全霊で
その瞬間ごとに揺るぐことなく
深いレベルで
体験に開かれた状態でいること
…とでも言いましょうか。
このセラピストのプレゼンスこそが
クライエントにとっての癒しの源であり
セラピーの効果を左右するとも言われる
重要なファクターなので
ひときわ秀でた
セラピストとしてのプレゼンスを有する
Benに
「日本に来てほしい!
というのも
日本のセラピストたちに
本物のセラピストのプレゼンスを
味わってもらいたいの」
とお願いをしたら
意外なことを言われて
嬉しくて泣きそうになりました。
トレーニングで
君がアシスタントに入っているのを見て
君のプレゼンスは
とても素晴らしいと思っていたよ。
日本人の受講者の人たちが
安心して受講できるように
彼女たちの微細な変化や様子にも
ちゃんと意識を向けていたし
彼女たちに共感を示しつつも
しっかりと支えていたのは
僕の目からは明らかだった。
その姿を
他の日本人のセラピストたちに
ちゃんと見せていくのも
君のこれからの大事な役目だよ。
研究所のトップクラスの
ファカルティの彼から
こんな言葉をかけてもらえるのは
夢にも思わなかったのですし
プレゼンスは学ぼうと思っても
決して「知識」だけでは
身につかないものなので
これまでの小さな積み重ねが
ようやく形づけられてきたと思ったら
報われたような気持ちになって
感激から涙が出そうになりました。
カンファレンスそのものの学びも
もちろん、充実したものでしたが
こうやって講師陣たちや
AEDPセラピストの先輩たち、
仲間たちと実際に会って
交流をしたときに得られた
人と人とのつながりの中で受けとった
言葉では表現しがたい“何か”こそが
今回のNYへの旅で
私が手にした最大のお土産!
帰国の途につきながら
この旅で受けとったものを
クライエントのみなさんに
セラピーという関わりの中で
手渡していけたらー
そんなことを思っています。
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