「南無阿弥陀仏」と「マインドフルネス」

【vol.1959】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

今日は母の通夜で朝から慌ただしくて

びっくりするほどあっという間に

時間が過ぎ去ってしまいました。

 

 

 

 

 

母の通夜では

菩提寺の住職がお経を上げてくれました。

 

 

 

我が向家は

浄土真宗東本願寺派だということを

昔から知っているものの

 

 

私自身は信心深い人間ではないので

そんなによく知ってるわけではないんですよね。

 

 

 

ですから

法要のときに僧侶がしてくれる説法は

いつも勉強になります。

 

 

 

今晩の母の通夜では

住職が「南無阿弥陀仏」という

念仏の意味を教えてくれました。

 

 

 

 

昔から

「南無阿弥陀仏」という念仏は

知っていましたし

 

 

この念仏を何度も何度も

口にしたことがありますが

 

 

私自身は

今日の今日まで

その意味を知りませんでしたが

みなさんはご存知でしたでしょうか？

 

 

 

「南無阿弥陀仏」とは

「仏に全てを任せる」という意味で

 

 

楽しいときや嬉しいときだけでなく

苦しいときや悲しいときにも

 

 

それらの感情を

誤魔化したりすることなく

感じていることのありのままを

仏の力に委ねて受けとめて生きなさい

 

 

…という

仏からのメッセージだそうなんです。

 

 

 

涙と鼻水を流して（汚くてすみません）

住職の説法を聞きながら

 

 

「あれ、これって
　マインドフルネスそのもの！」

 

 

と思ったのは

ある意味、職業病だと思いました（苦笑）が

 

 

 

 

日本人と

マインドフルネスは相性がイイ

 

 

…と言われているのは

「そういうことだったのか！」

と合点がいきました。

 

 

 

日本独自の心理療法である

森田療法の「あるがまま」を

受け入れる姿勢を培うことで

苦悩や悩み、不安を緩和させようとするのも

 

 

こういった

仏教の教えに通じるものがあることを

考えると

 

 

ここ数年でもてはやされてきた

「マインドフルネス」という考え方は

 

 

私たちが気づいていなかっただけで

昔から私たち日本人の心に根づいていた

身近なものであると気づかされた次第です。