【vol.1935】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
先週開催されたセミナーの
アンケート結果が
主催者の
札幌市図書・情報館の方から
送られてきました。
(体験ワークもしていただきました)
アンケートの回収率は
なんと驚異の96%!
その約8割の方たちが
「非常に参考になった」
「参考になった」
と回答してくださいました。
一般市民向けのセミナーとしては
90分間という尺は長い方なので
聴衆を飽きさせることなく
興味や関心を引き出すような内容にするには
どうしたらイイかな?
と私なりに
まあまあ頭を使ったので
たくさんの方から
「有意義な時間だった」という
感想をいただけただけでも
嬉しかったです。
その他にも素敵な感想を
たくさんいただきましたが
その中でも、特に私が嬉しかったのは
「やさしい口調に癒されました」
「お話し、声、
たいへん心地よかったです」
という私の話し方や声についての感想。
もともと私は自分の声が
好きではなかったので
それを良いと思ってもらえるのが
嬉しい第一の理由ですが
セラピスト/カウンセラーとして
セッションをする上では
話すスピードや
声のトーンや質感については
かなり意識を向けている部分で
それに参加者の方たちが
気づいてくれたというか
感じとってくれた…というのが
声についての感想をもらえて
嬉しく感じたもうひとつの理由です。
自分自身の感情
特に難しい感情と向き合うときには
不安や恐怖心が出てくるもの。
それ自体は
極々自然なことなのですが
そういった不安や恐怖心が
和らがないことには
感情を回避してしまって
向き合うべき感情に
いつまでたっても向き合えません。
ですから
感情に向き合うためには
リラックスや安全感を
まず感じてもらう必要があるんです。
とは言え
「リラックスしてください」
「安全ですよ!」
と直に言われたって
そう簡単にリラックスなんか
できないですよね?
こういったことは
多少なりともみなさんも
経験済みかと思います。
じゃぁ、どうすればいいのか?
ということになりますが…
やわらかで優しい口調や声のトーンで
ゆっくりとしたペースで話すことには
相手の副交感神経を刺激して
身体の緊張をほぐして
身体からリラックス状態を
つくっていく効果があります。
身体と心はつながっているので
身体がリラックスした状態になると
それに連動して
心もリラックス状態になっていく
つまり、安心感が増幅していくんです!
実は、そうやって神経システムを
協働(一緒に)調整をしていくことで
感情に触れやすい心身環境を
意識的に整えているんですよね〜。
細心の注意を払わないと
気づけないくらい些細なことなので
気づい(感じ)てもらえたことが
とても嬉しく思えたワケなのです。
こういった
セラピスト/カウンセラーのあり方は
セラピューティックプレゼンス
(therapeutic presence)
と呼ばれていて
セラピー/カウンセリングの
効果を大きく左右する
テクニックやスキルよりも
重要なファクターだとも言われています。
つまり
声のトーンや話し方口調といった
なかなか気づくことが難しい
細かなディテールにも
しっかりと目を向けていくことが
セラピー/カウンセリングそのものの
クオリティを高めていくんですよね。
神は細部に宿る。
細部にこそこだわっていきたいものです。
住所 | 〒060-0042 札幌市中央区大通西1丁目14-2 桂和大通ビル50 9F マップを見る |
---|---|
営業時間 | 【火~金】13:00~20:15 【土】10:00~17:00 |
定休日 | 日・祝日・月 |