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「母殺し」という彩り豊かな世界へと羽ばたく旅

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【vol.1885】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

先日、『母を捨てる』という

おどろおどろしいタイトルの本を紹介した記事を

アップしたばかりですが

 

 

 

 

その本を読み終わって

次に読み始めたのが

 

 

『母を捨てる』というタイトルに

勝るとも劣らない物騒なタイトル(苦笑)の

『娘が母を殺すには?』という本でした⬇︎

 

 

 

 

 

臨床現場で出会う

クライエントたちの経験からだけでなく

 

 

私自身や

友人知人の経験からも言えることは

母娘の関係は拗れやすい!

ということ。

 

 

 

実際にセッションを通して

人間関係で悩みを抱える女性の

その痛みの原初をたどっていくと

 

 

大なり小なり母娘の関係性における

関係性トラウマや葛藤が

浮き彫りになってくることが

多かったりします。

 

 

 

成長の過程の中で

母親の規範が絶対的なものとして

無意識のうちに

娘の心の中に植えつけられて

 

 

その規範から

はみ出ることができない(許されない)

囚われの身となってしまった娘が

 

 

さまざまな形で

生きづらさや葛藤を抱えることになる。

 

 

 

 

 

こういったパターンは

決して少なくはありません。

 

 

 

その背景的な要因については

ご紹介したこの本の中で

歴史的、かつ、社会的な観点などから

多面的な考察がされているので

 

 

女性だけでなく男性にも

是非とも読んでほしいと思います!

 

 

 

この本のタイトルにもある

「母を殺す」とは

もちろん文字どおりの意味ではありません。

 

 

 

母親の規範や価値感から抜け出して

「自分らしさ」を獲得するために

踏むべきステップの比喩的表現。

 

 

 

著書の三宅氏は

その「母を殺す」ステップを

以下のように呈示しています。

⬇︎⬇︎⬇︎

 

 

 

〈母殺しのプロセス〉

①母の規範の存在に気づき、言語化する

②母の規範よりも
自分の欲望を優先したいという成功体験をつくる

③①②を繰り返す

④母の規範がどうでもよくなる
=母の規範を手放す

(P.184 )

 

 

 

実は、このプロセス

セラピー/カウンセリングの場面で

まさにワークしていること!

 

 

 

また、三宅氏は

 

 

ちなみにこのようなプロセスを提示すると、欲望できるようなモノやコトとの出会いは偶然で、意図的に生み出せるものではない、という批判があるかもしれない。(中略)しかし、私はそれでも他者と「出会おうとする行為」そのものが重要だと思っている。
(p.184-185)

 

 

と指摘しています。

 

 

 

セラピー/カウンセリングは

他者であるセラピスト/カウンセラーと

「出会おうとする行為」であり

 

 

母の規範よりも優先したい

「欲望できるようなモノやコトとの出会い」を

 

 

セッションの中で

自身の感情に触れていく過程の中で

意図的に生み出していく場とも言えます。

 

 

 

自身の心の奥底に押し込められた

感情や感覚に安全に触れることができる

セラピー/カウンセリングという場を利用して

 

 

自身の欲望(欲求)に出会い

母殺しのプロセスのステップを踏むことで

 

 

母親からの規範から抜け出して

自身の感情や欲求、価値観を大切にできる

「自分らしい人生」を取り戻す。

 

 

 

そして

もっと彩り豊かな世界に出会う旅へと

私と一緒に羽ばたいてみませんか?

 

 

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

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