鉄道／航空各社の計画運休に学ぶリスクマネジメントの本質

【vol.1852】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

台風は北海道に来る前に

温帯低気圧になってしまうので

あまり気に留めることは

ありませんでしたが

 

 

 

 

ここ10年ほどの

気候変動の影響のせいで

台風が発生する時期が

かなり早くなったのに加えて

 

 

温帯低気圧になることなく

台風の勢力を保ったまま

北海道に上陸することも多くなったので

最近は台風情報から目を離せずにいます。

 

 

 

直近の話だと

キャンプが影響が出そうだと思って

台風5号の行方に着目していたら

 

 

追っかけるように

台風7号が発生したという…。

 

 

 

北海道には

さほど大きな影響は出ないようですが

関東方面では大荒れの予報で

 

 

あすは関東などで大荒れですが
北海道は天気の崩れはなさそうです☀️ pic.twitter.com/z45Om9Ehu9

— 近藤 肇（気象予報士） (@hajimenokondo) August 15, 2024

 

 

 

関東地方の発着の

新幹線や在来線、航空便なんかは

既に計画運休を決定したようです。

 

 

8月16日は台風7号の影響により、羽田・成田路線の運航便に欠航が発生しております。詳細はご利用の航空会社へご確認ください。
ご利用便の欠航が決まっている場合は、新千歳空港へのご来港をお控え下さいますようご協力をお願いいたします。https://t.co/c8nO8ONEJP

— 新千歳空港【公式運用情報】 (@Chitose_Info) August 15, 2024

 

 

 

数年前までは

ギリギリまで運休を見合わせていた

鉄道、バス、航空会社なども

 

 

ここ2〜3年は

早め早めに計画的な運休を

決めるようになったのは

イイ傾向だと

個人的には思っています。

 

 

 

というのも

自然相手に100％の予報は

絶対に立てられないものだから。

 

 

 

予報が外れたときは

「被害が大したことなくてよかったね」

で済まされることも

 

 

予報を過小評価して

人命に関わるような惨事が起きたり

被害が大きかったりでもしたら

取り返しがつかないですし

 

 

不便や予想外の出費が

かさむことになるかも知れませんが

 

 

安全や命は

決してお金には代えられない

ですからね。

 

 

 

 

 

鉄道、バス、航空会社各社にとっても

もちろん、損失は大きなもの。

 

 

 

それでも、乗客や従業員の安全や命は

何よりも優先されるべき事項なので

勇気が要ることだとは思いますが

 

 

事態が悪化する前に

こういった決断を下せることは

本当に大事なことだと思っています。

 

 

 

身体と心のマネジメントをする上でも

同じことが大事になってきます。

 

 

 

いろんなことを理由に

心身の状態が極限に達するギリギリまで

耐えよう／頑張ろうとする人は

決して少なくありませんが

 

 

極限に達してからでは

手遅れになってしまうことも…。

 

 

 

セラピー／カウンセリングなんかも

同じことが言えて

 

 

「このくらいなら、まだ大丈夫」

 

 

などと思って

先延ばしにしているうちに

 

 

問題や悩みが深刻化／複雑化してしまって

その後の対応が難航してしまうケースは

決して少なくありません。

 

 

 

勇気の要ることかも知れませんが

自身への影響が手に負えないほどに

問題や悩みが大きくなる前に

対処を施していくことは

 

 

ダメージを

最小限に留めるために必要なこと

なんですよね。

 

 

 

The sooner, the better.

 

 

 

 

 

 

問題や悩みが

手に負えなくなってしまうくらい

大きくなってしまう前に

 

 

勇気を出して

解決への一歩を

踏み出してみませんか？