【vol.1682】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
AEDP™️セラピーの
トレーニングの演習で
「どうして、あなたは
AEDP™️セラピーに
惹かれたのですか?」
という問いに対して
感情体験を深めていくという
課題があったのですが
今朝キッチンで
お皿洗いをしていたときに
ふと
この問いが頭に浮かんできて
あれこれ考えていると
古い記憶が蘇ってきました。
かれこれ30年以上も前の
16歳のとき
私は単身でカナダに渡って
カナダ人ファミリーのもとで
生活をしながら
地元の高校に
1年間留学していました。
(当時行っていた高校。
私はこの高校始まって以来の初の留学生!)
英語は好きだったけれども
得意だったわけでも
ペラペラだったわけでもなかったので
高校に行きはじめた頃は
めちゃくちゃ大変でした!
授業はわからないし
友だちはいないし
とにかく
どうしてイイかわからなくて
途方に暮れていましたね。
特に
それまでは友だちづくりで
苦労したこともなかったし
いつも友だちがいたので
友だちが
ひとりもいなかったのが
精神的に
めちゃくちゃキツかった…。
自分の望みが叶っての
念願の留学だったのに
学校がはじまった途端
学校に行くのが恐怖でしかなく
「留学したい!」
だなんて言い出した自分を
心の中で呪っていました。
許されるものなら
直ぐにでも帰国したかったくらい
辛い日々を過ごしていましたが
幸いなことに
私のカナダ人ファミリーは
めちゃくちゃサポーティブで
家に帰ったら
お父さんやお母さんと
おしゃべりしたり
一緒にTVや映画を観て
あれこれ離したりするのが
楽しかったんですよね。
言葉もわからず
学校でひとりぼっちで過ごすのは
辛かったけど
「私には戻れる場所がある」
「友だちはいなくても
私にはお父さんとお母さんがいるから
大丈夫」
と思ったら
ちょっぴり勇気がわいてきて
頑張って学校に行ってこよう!
と自分を奮い立たせることが
できたのです。
学校から戻ってきたら
お母さんもお父さんも
「今日はどんな1日だった?」
と必ず訊いてくれて
イイことがあったときは
一緒に喜んでくれましたし
嫌なことがあったときは
「それは辛かったね、大変だったね」
などと共感してくれたり
励ましてくれたりするなど
私の感情をしっかりと
受けとめてくれる人たちでした。
残念ながら
私の実の両親は
こういうことが大の苦手で
「愚痴を言っても
問題は解決しないから
言うだけ無駄。
むしろ
こっちが嫌な気持ちになるから
聞きたくない」
「イイことがあったと喜んでいたら
他人にやっかまれて痛い目に遭うから
図に乗るな」
などと言って
感情を受けとめるどころか
私の感情を封印したり
否定するような人たちだったので
こんな風に感情をしっかりと
受けとめてもらえることは
はじめての体験で
自分の気持ちを
素直に出すことができたんです。
そうすることができたからこそ
そのとき必要だった
欲求やニーズが満たされて
心のエネルギーチャージも
ちゃんとできたことが
次の日の私を支えてくれました。
私の留学生活が
最終的には成功に終わったのは
カナダ人ファミリーという
「安全基地」があったからだ
ということに
今更ながらに気づかされました。
ちゃんと
見守られているという安心感。
助けを求めれば応じてもらえて
必要なサポートを
得られることで育まれる
「人を頼ってもイイんだ」
という信頼感。
それらを感じられると
「ちょっと頑張ってみよう!」
というチャレンジ精神が
自然と湧いてくるのは
人間に備わっている
本来の成長力が
発動されている証です。
AEDP™️セラピーでは
セラピストが
この「安全基地」の
役割をとることで
クライエントの変容や成長を
促していくのですが
私自身が
このセラピーモデルに
とても惹かれるのは
この「安全基地」という存在が
どれほどパワフルなものであるのか?
ということを
自身の過去の体験から
強く実感することが
できているからだと思います。
ある意味で、生き証人(笑)!
誰にでも
そして、いくつになっても
成長や変容のためには
安全基地は必要です。
信頼できるセラピスト/
カウンセラーとの出会いは
安全基地の確保につながります。
成長や変容を促す
安全基地を確保して
生来備わっている
自身の成長力のポテンシャルを
存分に発揮させてみませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。
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