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芸だろうが何だろうが、女房を泣かしてイイ理由はありません

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【vol.1440】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

去年の8月に

念願叶って直接お会いすることができた

日本の開業心理士(師)のトップランナーである

信田さよ子先生のこんな記事を読みました。

 

 


(信田先生と私)

 

 

 

 

 

 

なかなかパンチのあるタイトルですよね?

 

 

 

バイタリティにあふれている信田先生の

そのまんまのお人柄が現れた

実に信田先生らしいタイトルのこの記事には

 

 

とても大切なことが書かれているので

是非ともみなさんにも

読んでいただきたいのですが

 

 

私がこの記事の中で

最も衝撃を受けたのは

この箇所を読んだときでした。

 

 

私は劇作家・井上ひさしの元妻・西舘好子の手記『表裏井上ひさし協奏曲』(牧野出版)を読んで、本当にびっくりしたんですよ。

 

締切を間近にした井上ひさしが「妻を殴ると原稿を書く力が湧いてくる」と言うので、編集者たちが「奥さんお願いします、一発殴られてください」と言ってくるんですって。

 

当時の編集者は日本でもトップクラスの知的階層だったでしょうけど、彼らのジェンダー意識すらその程度だったのです。

 

 

 

 

 

そして

この部分を読んで思い出したのが

 

 

🎵 芸のためなら 女房も泣かす

それがどうした 文句があるか 🎵

 

 

…ではじまる『浪速恋しぐれ』という

昭和の有名な歌謡曲。

 

 

 

 

 

井上ひさし氏の件も

『浪速恋しぐれ』の件も

 

 

一家の主である家長(男性)が

他の家族メンバーに対して

絶対な支配権を握っているという

家父長制の影響で

 

 

夫(男性)の成功のためには

妻(女性)はどんなことがあっても

耐え忍ばなければならないことが

正当化されてしまっていたんですよね。

 

 

 

正当化だけならまだしも

どんな自己犠牲を払ってでも

夫を支える素晴らしい献身的な妻

という姿が美化されていたほど。

 

 

 

「今は、違う!変わってきている」

と反論する人もいるかも知れませんが

 

 

信田先生曰く

「やっと女性が
 人間扱いされるようになった」だけで

残念ながら、そうでもないのが現実です。

 

 

 

 

 

では

こういった現実や社会を

どうやって変えていくことが

できるのでしょうか?

 

 

 

 

 

そのファーストステップであり

ベースとなるものは

実に、シンプルです。

 

 

 

歯を食いしばって

我慢や辛抱をするのではなく

辛いことを「辛い」と言えること、

嫌なことは「嫌」と言えること。

 

 

 

安心して話せるのであれば

言う相手は誰でも構いません。

 

 

 

その選択肢のひとつに

セラピスト/カウンセラーがいます。

 

 

 

 

芸のためでも、何のためでも

女房に暴力を振るったり

暴言を吐いたりして

泣かしてはなりません。

 

 

 

涙を流したり

泣かないようにと歯を食いしばって

苦しさを耐え忍んでいる日々を

過ごしているようでしたら

 

 

辛いことを「辛い」

嫌なことは「嫌」という言葉にして

外に出してみることから

はじめてみませんか?

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

 

 

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