封印を解いて「感じられる」力を取り戻すことの重要性

【vol.1432】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

今週の月曜日、

AEDP™️心理療法を学ぶ仲間たちと

AEDP™️のセッションビデオを鑑賞する

…という勉強会を実施しました。

 

 

 

DVDを観おわってから

そのセッションについて

あーでもないこーでもないと

感想をシェアしているとき

 

 

仲間のひとりが

 

 

「『何を感じますか？』とか

　『どんな感覚がありますか？」

　と訊いたら

 

　『それってどういうことですか？』
　って答えに困ってしまって

　感じることができない
（身体感覚にアクセスできない）

　クライエントって多くない？」

 

 

という疑問を呈したところ

私も含めて全員の答えが

「それ、わかるわ〜‼️」でした。

 

 

 

 

 

私自身は

そうなってしまうのも無理もなく

 

 

決して

クライエント個人の問題ではない
と思っています。

 

 

 

みなさんもご自身の記憶を

遡ってもらいたいのですが…

 

 

小学校の頃、

前ならえをしているときに

疲れたからといって

勝手に腕を下ろしたら

 

 

先生に叱られたという

経験ってありませんか？

 

 

 

 

 

 

そういう経験、私にはあります！

 

 

 

朝礼や集会、授業中に

自分の身体感覚に従って

ちょっと姿勢を崩しただけでも

 

 

「だらしがない」「怠けている」

などと叱られて（注意されて）

 

 

先生たちがヨシとする姿勢に

正すことを半ば強いられる。

 

 

 

大勢の前で

叱られたり注意されたりするのは

恥といった不快な感情を

喚起させられるので

 

 

それを回避するために

自分自身の身体感覚を麻痺させて

感じないようにする…ということを

 

 

私たちは身近な生活の中で

幼い頃から毎日のように

身体に叩き込まれているんですよね。

 

 

 

ですから

「感じられない」のも

無理はないのです。

 

 

（イメージ的には、ブートキャンプ）

 

 

 

ただ

「感じられない」ことには

大きな弊害が伴います。

 

 

 

というのも

実は、身体感覚や感情には

私たちが進むべき道を示してくれる

道標となる情報がたくさん詰まっていて

 

 

「感じられない」ということは

そういった重要な情報に

アクセスできないことを意味し

 

 

方向性を見出すことができない

自分を見失った状態を創り出すから。

 

 

 

 

 

「自分のことなのに
　どうしたらイイかわからない‼️」

 

 

…と困惑したり

悩んだりしている人は多いですが

 

 

そういった状態から

抜け出すための鍵🔑を握るのは

自分自身の身体感覚や感情を

感じられる力を取り戻すことにあります。

 

 

 

 

 

「何を感じていますか？」

「どんな感覚がありますか？」

…と訊かれて

 

 

最初から

明確に答えることができる人は

ほぼいないに等しいですが

 

 

根気よく、諦めずに、

自分自身の身体や心と向き合っていくと

「感じられる」ことが確実に増えてきます。

 

 

 

それに伴って

自然と自分が進むべき方向性を

見出していくことができるようになるのは

私自身の個人的な経験からも

 

 

セッションをとおして変化を遂げていく

クライエントを見ていても言えることで

 

 

「感じられる」力の偉大さを

感じずにはいられません。

 

 

 

誰にしも生まれながらに備わっている

「感じられる」力は

何かしらの理由で

封印されていることが多いもの。

 

 

 

その封印を解いて

自分の進むべき道を示してくれる

身体感覚や感情とつながってみませんか？