「心の専門家」だからこそ知っておかなければならない身体の機能

【vol.1430】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

札幌のど真ん中の東西に位置している

大通公園の12丁目（西の端）には

バラ園🌹があります。

 

 

 

「バラが綺麗に咲いている」という噂を

小耳に挟んだので、早速行ってみたら…

 

 

 

 

このとおり

いろんな品種の可憐なバラが

見事に咲き乱れていました‼️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彩りあざやかで

美しいバラを視覚的に味わうだけでなく

ふんわりと漂うバラの良い薫りにも癒されて

心和むひとときを味わわせてもらいながら

 

 

Somatic Experiencing®︎（SE™️）の

トレーニングを受けていたとき

講師のラエルがこんなことを言っていたのを

思い出していました。

 

 

 

 

「私たちの目や身体は

　美しいものを見ると喜ぶもの。
　心地よさや美しいものに目を向けると

　身体は自然とリラックスして

　心も落ち着くものなんです」

 

 

 

現代社会を生きる私たちは

パソコンやスマホの小さな画面を

集中して見ることが多いですよね？

 

 

 

普段からいつもしていることなので

気づかないかも知れませんが

 

 

パソコンやスマホの

小さな画面を見ているときは

集中力を要すうので

 

 

私たちの自律神経の一つの

交感神経が優位になっています。

 

 

 

自分では

そういう認識はないかも知れませんが

神経が昂っている状態なんですよね。

 

 

 

 

 

パソコンやスマホの

小さな画面を見ている時間が

長いということは

交感神経のスイッチが常にONになっていて

 

 

リラックスを促す

副交感神経のスイッチはOFFのままに

なってしまっているのでイライラしたり

不安が募ったりしがちです。

 

 

 

ワケもなくイライラしたり

不安に陥ったりするのは

心の問題ではなく

 

 

交感神経が稼働しっぱなしになって

自律神経のバランスが崩れている…という

身体の問題である場合も少なくないんです。

 

 

 

そういった場合

どんなに心理的な側面から働きかけても

症状が改善されることはありません。

 

 

 

「じゃぁ、なすすべはないのか？」

…というと、そうでもなくて

 

 

心と身体は繋がっていることを踏まえると

身体的な側面からアプローチして

身体をリラックスさせていくことで

 

 

イライラや不安といった

心の緊張を解いていける可能性は

十分に考えられます。

 

 

 

 

 

ですから

「心の専門家」である

セラピスト／カウンセラーは

心理学的な知識やスキルを

有しているだけでは不十分で

 

 

身体の機能を扱う

生命科学の分野のひとつである

生理学的な知識を持って

 

 

身体的な要因が

どのように私たちの心に影響しているのか？

 

 

また、その逆に、心理的な要因が

どのように私たちの身体に影響しているのか？

 

 

という双方向の観点から

クライエントの問題や悩みの解決に

取り組んでいく必要があるんですよね〜。

 

 

 

交感神経が優位になりがちな

現代社会を生きる私たちは

 

 

積極的、かつ、意識的に

副交感神経神経のスイッチを

ONにしていく必要があります、

 

 

私がバラ園で美しいバラを見て

視覚（身体）に働きかけて

副交感神経のスイッチをONにしたように。

 

 

 

ただ、副交感神経のスイッチを

ONにするチャンネルは

人それぞれに異なっていますし

複数存在しているものなので

それを探していかなければなりませんが

 

 

そのチャンネルを見つけることができて

加えて、少しずつ増えていくと

自己調整力も備わっていくので

 

 

たとえ、ちょっとした

ストレスになるようなことがあっても

パニックに陥ることなく

冷静に対処することができるように

なってくるでしょう。

 

 

 

心だけでなく

身体の機能に対する理解も深めて

ストレスに対処する力を

私と一緒に身につけていきませんか？