【vol.1412】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
Netflix大好きっ子の私が
最近ハマっているのが
『最終通牒〜クィア・ラブ〜』
というリアリティ番組。
(トレーラーは英語ですが
本編は日本語字幕で観ることが可能)
番組には
片方は結婚を望む一方で
もう片方はさまざまな理由から
煮え切らないでいるような状況にある
5組のクィアカップルが登場します。
日本でも、こういうカップルは
結構いるんじゃないでしょうか?
この番組では
結婚を望んでいる側が
「結婚するか、別れるか?」
という最終通牒をパートナーに出して
一旦、恋人関係を解消した上で
1週間という時間をかけて
自分の元交際相手以外の人から
同棲したいと思う相手を選んで
実験的に
実際に同じ屋根の下で
3週間も一緒に過ごすんですよね!
そして
その後に元の相手と戻って
一緒に3週間を過ごした上で
本当のこの人と結婚したいのか?
それとも
実験的に3週間過ごした相手と
一緒になりたいのか?
はたまた
誰とも付き合うことなく
シングルに戻りるのか?
を見極めた上で
最終決断を下していく…という
いろんな意味でスゴイ番組です!
この5組のカップルを見ていると
それぞれのカップルがそれぞれに
さまざまな問題を抱えていることが
垣間見えます。
最初の方では
あまり注目してなかったのですが
終盤になって目を離せなくなったのが
Sam(右)とAussie(左)という
アジア人のカップル。
3週間という期間
別の相手とのトライアル同棲を経て
お互いとの同棲生活に戻ってきたとき
Samの友人を含めた3人での会食の場で
ふたりは口論になります。
Samが
自分の率直な気持ちを述べていると
AussieはあたかもSamに
責められていると感じてしまって
「これ以上責められたくない!」
という思いから
一方的に席を立ってしまうんですよね。
Sam曰く
これはいつものパターンであり
これが
ふたりの関係性における重大な問題
だと認識しています。
このSamとAussieのパターンは、
実はうまくいっていないカップルの間では
よく見られる悪循環のパターンです。
責められていると感じて
その場を立ち去る(Aussie)→
立ち去った相手の心の中で
何が起きているのかわからないので
いろいろと聞きたくなってしまう/
言ってしまう(Sam)→
もっと責められているように感じて
さらに相手から距離をとりたくなり
殻に閉じこもってしまう(Aussie)→
殻に閉じこもってしまった相手に
出てきてほしくて声を上げる(Sam)→
声を上げる行為は自分に対する
抗議と非難としてしか受けとめられず
さらに強固に殻にこもる(Aussie)
…という出口のないループに
ハマっている状態なんですよね。
こういった
無限ループにハマっていることに
気づけているカップルは皆無です。
気づいていないので
自己防衛のために
自分の正当性を主張する過程で
無意識のうちに相手を攻撃して
不要に傷つけてしまっていることにも
気づくことすらできない。
気づいたらふたりの間の溝が
マリアナ海溝(※)なみに
深くなってしまっているケースも
少なくありません。
※マリアナ海溝は世界で最も深い海溝
カップルセラピー/カウンセリングでは
カップルの間に存在していながらも
ふたりが気づくことができていない
この出口のない無限ループの
発生のメカニズムを探索して
この無限ループからの脱出を
セラピストが導いていきます。
パターン化されているものは
意識されずに自動的に起きるもので
当事者自らが気づくのには
難しさが伴います。
だからこそ、客観的な視点で
冷静にパターンを分析できる
第三者の目が必要なんですよね!
行動を変えていくための
ファーストステップは
ふたりの間で何が起きているのかに
「気づくこと」。
より良いふたりの関係性のために
カップルセラピー/カウンセリングを
有効的に活用してみませんか?
ふたりだけで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。
住所 | 〒060-0042 札幌市中央区大通西1丁目14-2 桂和大通ビル50 9F マップを見る |
---|---|
営業時間 | 【火~金】13:00~20:15 【土】10:00~17:00 |
定休日 | 日・祝日・月 |