大事にしたいのは、新しい一歩を踏み出したあなたの勇気

【vol.1393】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

今日は日曜日ですが

朝からオフィスにやってきて

仕事をやっていました。

 

 

 

3月から月１ペースで受講している

EFT (Emotionally Focused Therapy)

と呼ばれるカップルセラピーの研修では

セッションの録画の提出を求められます。

 

 

 

クライエントに許可をもらえたら

実際のセッションのを提出し

 

 

もしそれが不可能な場合は

アシスタントの方たちが

役者さんとして参加してくれる

ロールプレイのセッションの録画を提出して

 

 

50分のセッションのうちの15分ほどを

グループの他の人たちの前で

発表しなければならないんですよね〜。

 

 

 

 

 

現在

当オフィスでカップルセラピーを

受けられている方がいなかったので

 

 

今日の朝は

アシスタントの方たちの

お時間と力をお借りして

セッション録画をさせてもらいました。

 

 

 

EFTのトレーニングは通訳が入りますが

トレーナーの講師はハワイ在住の方なので

基本、英語で進められることもあり

英語話者の方も受講されているのですが

 

 

グループを編成するときに

 

 

「日本語話者が多くなるので

ゆかさんは英語話者のグループに

入ってもらえませんか？」

 

 

と訊かれたので

気軽に「イイですよ〜」と答えたら

 

 

セッション録画も

英語ですることになってしまった

という…。

 

 

 

 

 

グループの他の方たちは

英語が母国語か

 

 

母国語が英語じゃなくても

アメリカ／イギリスの大学院を出て

現地のライセンスを持って

何年も海外で臨床経験のある

 

 

ネイティブばりに

英語が達者な方たちばかりで

私とはレベルが格段に違うワケですよ。

 

 

 

なので

今回英語でセッションを録画して

他の方に見られるということは

 

 

臨床の能力だけでなく

英語の能力をも同時に

評価されるということであり

 

 

「この人のやってること（臨床の力）も

　言ってることも（英語の力）も

　全くわからない。

　全然できてないじゃないか！」

 

 

…と思われるかもしれない

などという考えが浮かび上がってきて

 

 

私の心の中にある

「恐怖感」と「劣等感」が

めちゃくちゃかき立てられました。

 

 

 

実際、緊張から

昨日の夜は寝つきが悪かったし

夢にも出てきたし、今朝は4時半に

目を覚ましてしまいましたしね〜。

 

 

 

自分の至らなさやできていないこと、

そして、不十分だな、ダメだなぁ

と感じてることなど…

 

 

それらは

自分で認識しているだけでも

結構しんどいのに

他人の目にさらすということは

 

 

今朝私が体験していたような

「恐怖感」や「劣等感」が

ものすごくかき立てられるので

とてつもない勇気が要るものです。

 

 

 

たとえ

相手が自分をジャッジすることがなく

受けとめてくれる優しい人である

…ということが頭ではわかっていたとしても

 

 

この「恐怖感」や「劣等感」を乗り越えて

ありのままの自分の姿をさらけ出すことは

決して簡単なことではないのです。

 

 

 

セラピー／カウンセリングを

受けようとしている（受けている）

クライエントの皆さんは

 

 

みんな

こんな気持ちを抱きならがらも

 

 

自分が持ちうる

ありったけの勇気を振り絞って

オフィスのドアを

開けてくれているんですよね。

 

 

 

 

 

そんなことを想像すると

クライエントのみなさんの気持ちに

共感を覚えますし

 

 

勇気を心の底から尊敬する念が

自然とわいてくるんですよね。

 

 

 

そして

その勇気をはじめとする

さまざまな感情にリスペクトをもって

セッションに向き合うことが

 

 

私たちセラピスト／カウンセラーは

何よりも大事にしなければならないのだ！

 

 

 

ありったけの勇気を振り絞って

自身の心の中にあった

「恐怖感」と「劣等感」を乗り越え

 

 

グタグタながらにも

英語でのセッション録画を終えて

ふぅ〜っとひと息ついてホッとした瞬間

 

 

ふと、そんなことが頭をよぎりました。