【vol.1012】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
最近、セッション中に
クライエントに
意識してもらっていること
があります。
それは何か?
というと
答えを急いで
出すのではなく
自分の中にある
曖昧な感覚や
よくわからないものに
ちょっと
とどまって
(stayして)みる
ということ。
目まぐるしい
スピードで
物事が進められていく
現代社会では
早く答えを
出すことや
物事をハッキリと
明確にできることが
「ヨシ」とされていて
幼いころから
そうできるように
いろんなところで
訓練されています。
ですから
あいまいな感覚や
よくわからないものに
とどまったり
感じとったりすることに
苦手意識を
抱いている人は
多いです。
かつての私も
そうでした(苦笑)。
でも
すぐに答えを
出すのではなく
ひと呼吸おいて
その曖昧な感覚や
よくわからないものの
正体を探ってみると
それに伴う
自身の気持ちや感情、
イメージが
出てきたりして
「腑に落ちる」
感覚とともに
心の奥底に
隠れてしまっていた
自分の本音や
新たな視点に
気づく瞬間
があります。
それは
モヤモヤと曇った心が
スーッと
晴れていく瞬間
でもあります。
アメリカの
臨床心理学者/
哲学者である
ユージン・ジェンドリンは
(ユージン・ジェンドリン)
セラピー/
カウンセリングの
セッションを受けて
良い方向へと
変化する人と
そうでない人の違いを
研究しました。
研究から
見出されたことは
変化した人は
「これって
どんな感じかな?」
「う〜ん、
“自信がない”
という言葉は
いまいち
しっくりこないなぁ」
「今の感覚に
ピッタリくる表現は
なんだろう?」
…などと
言いよどみながらも
言葉にならない
自分の心の内側に
あるものを
わからないなりに
時間をかけて丁寧に
感じとっていた一方で
変わらなかった人は
問いかけられたことに
瞬時に答えを出して
スラスラと
話し続けていた
そうです。
つまり
頭(思考)のレベルに
留まってしまっていた
…ということ。
でも
変化に必要なのは
頭(思考)ではなく
「身体で感じる」
体験そのもの
なんですよね。
ブルース・リーの名言
“Don’t think. FEEL!”
はまさに
言い得て妙
なのです。
ものすごいスピードで
変化していく社会に
追いついていくために
「何をすべきか?」と
頭(思考)のレベルで
どんなに考えても
堂々めぐりになるだけ。
それは
私も含めて多くの方は
既に経験済みでは
ないでしょうか?
私たちに
必要なことは
ペースを落として
自分自身を
ゆっくりと丁寧に
感じとる時間です。
とは言え
慣れていないことを
するときには
ガイダンスが必要。
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください
澄みわたった空のように
スッキリとした心、
手に入れてみませんか?
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