自己責任論だけでは片付けられない虐待の問題

【vol.1232】

 

こんにちは！

 

カウンセリングオフィス

プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

先日

静岡県裾野市

で起きた

 

 

保育士による

子どもへの

不適切養育

について

 

 

こんな記事を

書きましたが

 

 

 

 

当該

保育士3名が

 

 

本日

逮捕されましたね〜。

 

 

 

 

 

ようやく

日本でも

 

 

こういう動きが

出てきたことで

ホッとする反面、

 

 

ただ

逮捕して終わり！

 

 

…というだけでは

対応としては

不十分だと

感じています。

 

 

 

というのも

本質的な問題が

解消されないうちは

 

 

ターゲットが

かわるだけで

 

 

同じようなことが

繰り返される

可能性が

非常に高いから！

 

 

 

加害行為をした人

（以下、加害者）が

したことは

 

 

決して

正当化される

べきことでは

ありませんし

 

 

自分自身がとった

行動に対して

責任をとることは

当然のことですが

 

 

なぜ

加害者が

そのような行為に

至ったのか？

 

 

ということを

突き詰めていくと

 

 

「背景には

　そういうことが

　あったのか…」

 

 

と思えるような理由が

存在することは

少なくありません。

 

 

 

そこを

しっかりと

見つめて

いかないことには

 

 

根本的な

問題の解消には

 

 

残念ながら

つながって

いかないんですよね〜。

 

 

 

逮捕された

この３名の

保育士が

 

 

どんな

悩みやストレスを

抱えていたのか？

 

 

…ということは

知りませんが

 

 

もし

そのはけ口が

子どもに

向けられていた

…ということであれば

 

 

それは

ストレスマネジメント

としては

 

 

非常に不適切

 

 

ですし

 

 

それに対する

何かしらの対応が

 

 

保育園側でも

保育士個人でも

取られて

いなかったことも

 

 

非常に不適切

 

 

だと言わざるを

得ないでしょう。

 

 

 

というのも

 

 

保育士や

私たちのような

セラピスト／

カウンセラーなどの

 

 

対人援助職に

就く人たちは

 

 

自分の

ストレスに

無自覚だと

 

 

そのはけ口を

自分より

弱い立場にある人

 

 

つまり

援助する対象者に

 

 

無意識のうちに

向けてしまう

ことは少なくないから。

 

 

 

 

 

そういったことを

回避するためにも

 

 

日頃から客観的に

自分自身の言動を

見つめる時間をもつ

 

 

…ということは

 

 

援助する人たちの

不利益に

ならないように

するためにも

 

 

必要不可欠なこと

なのですが

 

 

忙しさを理由に

援助者側のケアが

 

 

日頃から

十分になされて

いなかったことも

 

 

今回のような

事件につながった

要因のひとつだと

 

 

個人的には

思っています。

 

 

 

「プライベートと

　仕事は

　分けるべき」

 

 

…と

多くの人は

言いますが

 

 

私たちは

プライベートは

仕事に影響を

及ぼしますし

 

 

私たちの仕事は

プライベートに

影響を及ぼします。

 

 

 

切っても

切れない

関係なのです。

 

 

 

そういったことを

把握した上で

 

 

従業員の

心のケアに

どのくらい

踏み込んで

いくのか？

 

 

…ということを

企業や組織全体で

真剣に考えて

いかないと

 

 

今回のような事態は

今後もなくならない

と思います。

 

 

 

この保育園のように

⬇︎⬇︎⬇︎

 

 

 

 

心理の専門職の方が

常駐するような

システムができると

 

 

援助職の人たち

だけでなく

 

 

未来の日本を担う

子どもたちのためにも

イイですよね！

 

 

 

心の専門家が

貢献できる場を

広げていくためにも

 

 

啓蒙活動にも

力を入れていきたいと

思っています！