【vol.1153】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
私たちは
言葉を意識的に
操作することは
できたとしても
身体を
意図的に
操作することは
できません。
そういう意味で
身体の反応は
嘘をつけない
つまり
身体は正直だ‼️
とも言えます。
セッションでは
もちろん
クライエントの話
(言葉の内容)を
丁寧に
聴いていきますが
ときどき
「うーん。
(クライエントは)
こんな風に言ってるけど
なんか違和感があるなぁ」
と感じることに
遭遇します。
そういうときには
「少し身体に
意識を向けてみると
どんな感覚や感じが
ありますか?」
などと
身体を感じとるよう
促していきます。
例えば…
なのですが
理不尽なことを
言われたときの気持ちを
振り返ってみたとき
「そんな風に
言われて
悲しかった」
と表現するのは
女性クライエントに
よくみられるんですが
その「悲しさ」が
全然伝わってこないときが
あるんですね。
それが
まさに
先ほど言った
「うーん。
(クライエントは)
こんな風に言ってるけど
なんか違和感があるなぁ」
と私が感じる
瞬間なのですが、
そういった
違和感が
出現したときには
「少し
身体に意識を
向けてみたとき
その
『悲しい気持ち』は
身体の中のどこで
どんな風に
感じられていますか?」
…と
クライエントに
尋ねます。
そうすると
「動悸みたいな感じで
胸のあたりが
ドキドキします」
とか
「お腹のあたりが
熱い感じがします」
などといった答えが
返ってきたり
するのですが
「少し時間をとって
その感じに留まってみて
もう少しじっくりと
感じてもらっても
イイですか?」
と言って
気づいた感覚を
味ってもらう
…ということを
してもらいます。
すると、すると…
クライエントが
新しいことに
気づくことが
あるんですよね!
「これ、
『悲しみ』じゃなくて
『怒り』です!」
悲しいときの
典型的な
身体反応は
身体が重く
感じられたり
涙が出そうな
感覚だったり
しますが
胸が
ドキドキしたり
お腹辺りが
熱くなったりは
しませんよね?
一方で
怒りの
典型的な
身体反応は
心拍数の上昇や
「はらわたが
煮えくり返る」
という表現からも
わかるとおり
お腹まわりで
感じられる熱。
ですから
動悸のように
心臓が
ドキドキしてる感覚や
お腹まわりで
感じられる熱さを
ゆっくりと
時間をかけて
味ってみると
その感覚と
結びついている
本質的な感情が
自然と意識に
浮かび上がってくる
んですよね〜。
そして
その感情を
しっかりと
感じきることで
得体のしれない
モヤモヤや不安
というものは
ちゃんと
解消されて
いくのです。
理不尽なことを
言われたとき
「悲しかった」
と表現する女性が
多いのは
「女性が怒るだなんて
みっともない‼️」
…という
社会文化的な
暗黙の了解が
女性に
怒りという感情を
ストレートに
感じることを
許すことなく
「悲しみ」という
より社会文化的に
容認されやすい
感情によって
覆い隠されて
しまっているところが
あるがゆえのこと。
プロセス
(処理)
されるべき
感情が
覆い隠されて
しまっているの
ですから
そりゃぁ
無理もない
ワケです。
心の奥底
(無意識の領域)に
覆い隠されている
プロセス(処理)
されるべき感情を
意識に
浮き上がらせ
感じきる
(プロセス/処理する)
のを手助けすることが
私たち
こころの
プロフェッショナル
の大切な役目。
言葉は
私たちを
騙せても
身体は
私たちを
騙すことは
できません。
自分自身の
身体を
しっかりと
感じとることを
通して
自分の
心の奥底に
眠っている
本当の
気持ち(感情)に
触れてみませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください‼️
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