「自分でやった方が早い」
そう思ってしまうのは
なぜなのでしょうか。
【vol.2404】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
つい最近、
2024年の年末に公開された
『グランメゾン・パリ』が
Amazonプライムビデオで
配信されているのを知って
早速、観てみました。
「キムタクって、相変わらず
ええかっこしいだなぁ」
と思いながらも
最後まで観てしまったという…(苦笑)。
まあ、自他ともに認める
大の食いしん坊の私としては
美味しそうなお料理たちを観ているだけでも
テンション爆上がりでしたからね。
ざっくりとしたあらすじは
キムタク演じる尾花夏樹が
フランス料理の本場、フランスはパリで
アジア人初の
ミシュランの三つ星の獲得に挑む!
…というものなんですけど
もちろん
序盤から中盤にかけては
色々と苦戦します。
満足がいく食材を
手に入れることができなかったり
ガラディナーで失態をおかしたり
レストランのパティシエが
お金絡みの暴力事件や火事などの
トラブルに巻き込まれたり…と
波乱続きなわけです。
尾花自身も
とてもプライドやこだわりが強い
我の強いシェフで
とにかく周りの人の意見には
耳を傾けようとしない。
「俺がやる」
「俺しかできない」
そんな姿勢が強かった彼が
最後の最後では
レストランで働く
ひとりひとりの力を信じて
“任せる”ことを選んでいた
そんな変化が
とても印象的に映りました。
「人には任せられない」
「自分でやった方が確実」
こういったこと
日常でもよくありますよね。
実際
その通りなことが多いのも事実です。
能力がある人ほど
責任感が強い人ほど
そうやってひとりで抱え込みがち。

でもそれは
本当に効率だけの問題なのでしょうか?
任せるということは
自らのコントロールを
少し手放すということでもあります。

失敗するかもしれない。
期待通りにならないかもしれない。
そんな不安も
一緒に引き受ける
必要があるんですよね。
そういった
自分ではどうにもできない不安に
揺さぶられないように
私たちは
「自分でやる」を選ぶのです。
けれど
周りの人の力を
信じるということは
その人の中にすでにある
成長への力やレジリエンスを
認めることでもあります。
信じてもらえるという経験は
「ちゃんと見てもらえている」
という感覚を育てます。
その感覚は
静かな栄養のようなもの。
安心が土台となったとき
内在している力は
自然と動き出していきます。
それと同時に
信じるという行為は
信じる側の成熟も問われます。
思い通りにならなさを
受け入れられるか。
不確実さに耐えられるか。
コントロールを少し手放せるか。
人を信じることは
相手の可能性を認めることでもあり
自分の不安を
扱えるようになることでもあるのです。
ひとりで握りしめる世界から、
関係の中で創っていく世界へ。

もちろん、怖さはあるでしょう。
それでも
相手を信じられる経験は
人を少しずつ変えていきます。
あなたの中にも
その力はちゃんとあります。

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