焼肉店で感じた
店長のさりげない気づかい。
その“見てもらえている”という安心感は
セラピーにも通じるものがありました。
【vol.2301】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
昨日の仕事の帰りに
いつもの焼肉店で晩ごはんを食べました。

かれこれ2年ほど通っているお店で
店長や副店長ともすっかり顔馴染み。
昨日もいつものように
あたたかく迎えてくれました。
通された席はカウンターで
しばらくすると、背中というか首周りが
少しスースーして寒いなと感じたので
首にストールを巻いたんです。

自分では
何気ない動作のつもりだったのですが
きっと店長がその様子を見ていたのでしょう。
すぐに小さなヒーターを持って
サッと駆け寄ってきてくれて
「ここの席、
少し風が入ってくるんですよ。
よかったらヒーター使ってください」
とヒーターをセットしてくれたんです!
その気遣いに、胸の奥が
じんわりと温かくなったと同時に
「こういうところが
このお店のすごさだよね。
だから、また来たくなる」
とパートナーと顔を見合わせて
深く頷いてしまいました。
うれしかったのは
ヒーターを持ってきてくれたこと
そのものよりも
「気づいてくれていた」ということ。
ああ、この人はちゃんと私を見てくれている—
そう思った瞬間、
心も身体もふっとゆるんできました。
それは、安心感そのもの。

何気ない日常の中で
“to be seen(見てもらえている)”
という感覚を
こんな風に感じられるのは
とても幸せなことだと思いました。
セラピーの場でも
“見守るまなざし”は
何よりの支えになります。
言葉より先に、相手の存在を感じ取り
必要なタイミングでそっと寄り添う—
それが癒しの本質なのかもしれません。
人との関係も、お店との関係も
こうした小さな
「見てもらう・応える」の積み重ねで
深まっていくのだと感じた夜でした。
「ちゃんと見てもらえている」—
そんな安心感があるだけで
人は不思議と強くなれるもの。
セラピーは
その安心感を一緒に取り戻していく
プロセスでもあります。

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