「まだ大丈夫」と
自分に言い聞かせているうちに
限界を超えていることがあります。
身体も、そして心も…。
【vol.2285】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
今日の朝イチで
妹から
「お姉ちゃん、困った…」
と連絡がありました。
妹と同居している父が
具合が悪いとのこと。
2日前に発熱した熱は下がったものの
今日の朝、お腹に力が入らず
体を起こすことすらできなかったそう。
妹が何度となく
「病院に行かないかい?」と促しても
「行かない」の一点張りだったそうで
私に助けを求めての連絡でした。

頑固な父に
「どうして行かないの?」と言っても
通じないだろうと思った私は
ただただ
「お願いだから行ってほしい。
ママのこともあるから」
とだけ伝えました。
昨年の11月に他界した母は
とても我慢強い人でした。
そんな母が
胸の苦しさを訴えて
病院に行ったときには
すでに多量の胸水が溜まっていて
精密検査をして判明したのは
既に子宮体がんがステージ4まで
進行していたんですよね。

治療をしなければ余命1年
という宣告を受けたあと
治療を受けることにして
余命よりも2年長く
生ききってくれました。
でも
「もう少し早く気づいていれば…」
と思う気持ちは
今もどこかに残っています。
そして今日、
父の姿を見て思ったんですよね。
身体だけでなく、心も同じように
「まだ大丈夫」と
言い続けてしまうものなのだと…。
「このくらい大したことない」
「もう少し頑張れる」
そうやって
我慢を重ねているうちに
心は静かに疲弊していきます。
やがて、気づいたときには
何も感じられなくなっていたり
人と関わる力が失われていたり…。

身体と同じように
心にも早めのケアが必要なのです。
ほんの小さな違和感を感じたときこそ
立ち止まるチャンス。
病院に行くように
勇気を出してセラピーへの扉を
開いてみてほしいと思います。


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