人を“信じる”ということは、
その人の奥にある力を見つめ続けること。
ドラマを観ながら、
セラピーの原点を思い出しました。
【vol.2283】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
開業当初から大変お世話になっている
税理士の南優香先生が激推ししていた
Netflixで配信されている
『ザ・ロイヤルファミリー』
(TBS日曜劇場)を観てみました。
第1話も第2話も、最後のシーンで号泣。
年々、涙腺がゆるくなっている
自覚はありますが(笑)
それを差し引いても
心にグッと響くものがある
いいドラマだと思います。
『ザ・ロイヤルファミリー』は
税理士だった主人公が
競馬界の世界に足を踏み入れ
人や家族の
「継承」と「再生」を描いていく
ヒューマンドラマ。
競馬という舞台を通して
“信じる力”の意味を問いかけてくれます。

今日観た第2話では
脚に問題を抱えた競走馬
ロイヤルイザーニャを任された
新しい調教師と調教助手が印象的でした。
彼らはイザーニャの血統や性格を
丁寧に読み解くんですよね。
「芝に向いているのに
ダートばかり走らせていた」
「おてんばで繊細。気を使われるより、
期待をかけられたいタイプ」
そして、イザーニャの本質に合った
方法で調教を進めて
見事にレースで勝利を収めるのです。
このシーンを観ながら
人も同じだなと思いました。
私たちはつい
「できない部分」や「弱点」に
目を向けがちですが
その裏側には必ず
“その人ならではの強さ”が
あるんですよね。
たとえば
繊細さは人の心に気づく力につながり
頑固さは自分の信念を貫く力にもなります。
大切なのは
その人の“らしさ”を
どう活かしていけるかという視点なのです。
セラピーの現場は
その人の歴史や気質の中に眠る
“可能性の芽”を探していく時間です。

そして
クライエント自身が自分の力を信じて
再び「自分の足で走り出す」瞬間に
立ち会えるとき
私はこの仕事をしていて
本当に良かったと思います。
誰の中にも
本来の力はちゃんと息づいている。
それを信じて見守るまなざしがあれば
人は何度でも輝きを取り戻せるもの。
でも、もし今、
自分の力を信じることに
少し難しさを感じているなら——

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