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「なんでこんなこともできないの?」と他人にイラッとするあなたへ|境界線の話

人間関係

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他人の言動に

ついイラッとしてしまう。

 

 

 

「私だったらこうするのに」と

心の中でモヤモヤしてしまう。

 

 

 

そんな経験、ありませんか?

 

 

 

【vol.2252】

 

 

 

こんにちは!
カウンセリングオフィス

プログレスむかいゆかです。

 

 

 

「私だったらこうするのに」と
心の中で誰かをジャッジしていた頃

 

 

 

こういう仕事をしていると

穏やかな人に思われがちですが

お恥ずかしながら

実は、そうでもありません(苦笑)。

 

 

 

特に、昔の私は、短気で

ちょっとしたことで

イライラする人間でした。

 

 

 

 

 

 

街を歩いていても、

つい他人の行動が気になって

仕方がなかったんですよね〜。

 

 

信号を無視する人、

レジで店員さんに横柄な態度を取る人、

マナーの悪い人…。

 

 

 

「私だったら、そんなことしないのに」
「なんでこの人は
 もっとちゃんとできないんだろう?」

 

 

 

そんなふうに

誰かとすれ違うたびに

“心の中でジャッジ”を繰り返しては

 

 

ちょっとしたことでも「カチン」ときて

いつもイライラしていたように思います。

 

 

 

イライラの正体は他人ではなく
「自分の内側の境界線」だった

 

 

 

でも今となって

そのときのことを振り返ってみると

 

 

あれは「他人がおかしい」のではなく
自分の境界線が曖昧だったから

心がざわついていたんだとわかります。

 

 

 

 

 

 

最近になって

ようやく世間でも取り上げられることが増えて

耳にしたことがある方もいるかもしれませんが

 

 

簡単に説明すると

境界線とは

「自分と他者を区別する見えない心の線」

と言えるかと思います。

 

 

 

境界線というと

「ちゃんと断る」とか「毅然と対応する」といった

“行動”のことだと思われがちですが

 

 

実はそれ以前に

「この人は私じゃないし、違っていて当然だよね」

と思えるかどうか――

 

 

 

その“心の内側の線引き”の方が

ずっと大切なんじゃないかと思っています。

 

 

 

 

 

 

反応はしても、振り回されなくなった

 

 

 

もちろん今でも

「私なら、そうはしないな」と

心の中で思うことはあります。

 

 

 

でも、すぐに

こう思えるようにもなりました。

 

 

 

「とはいえ、この人は私じゃない。
 もしかしたら、この人なりの

 背景や理由があるのかもしれない」

 

 

 

そう思えるようになってから、
無駄にイライラすることが

ぐんと減ったのです。

 

 

 

それは「怒らなくなった」のではなく
反応しすぎなくなったという方が

近いかもしれません。

 

 

 

人の行動をすべて自分の基準で

測らなくてもよくなったとき

私の中に“静かなスペース”が

できたような感覚がありました。

 

 

 

 

 

 

境界線が整うと、見える世界が変わる

 

 

 

自分の内側にしっかりと境界線があると
他人との距離の取り方も

感情の持ち方も変わってきます。

 

 

 

そして何より
「人と違ってもいい」

心から思える自分になれるのです。

 

 

 

昔の私は

「ちゃんとしなきゃ」「こうあるべきだ」って
いつも気を張っていました。

 

 

 

小さい頃から

「ちゃんとしないで笑われるのは
 あなたじゃなくて、ママなんだからね!」

と言われて育った私は

 

 

無意識のうちに

「きちんとしていない人」にも

自分にも厳しくなっていたのかもしれません。

 

 

 

だから、人のちょっとした振る舞いにも

「なんでできないの?」と

反応してしまっていたんですよね。

 

 

 

今思えば

それだけ自分を律して

頑張っていたんだと思います。

 

 

 

でも今は

「まあ、そういう人もいるよね」と

思える余裕が心の中に少しだけある。

 

 

 

無理に頑張らなくても平気になったのは、
きっと“境界線”が育まれたからだと思います。

 

 

 

そっと引かれた心の中の線が生む
自由と静けさ

 

 

 

他人の言動に振り回されて

イライラしていたあの頃の私。

 

 

 

でも今は

たとえそう感じる瞬間があっても、

 

 

「これは私の感じ方。
 でも、この人にはこの人の感じ方と
 事情があるのだ」

 

 

そんなふうに

心の中でそっと線を引けるようになりました。

 

 

 

それはきっと、
境界線を育んできた“日々の積み重ね”が

心を静かに強くしてくれたからだと感じています。

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

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