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勇気ある『No』と、それを受けとめる愛|『ラブ・イズ・ブラインドUK』から学ぶ心の成熟

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Netflix

『ラブ・イズ・ブラインドUK』から考える

“勇気あるNo”と“それを受けとめる愛”。

 

 

 

セラピーにも通じる大切な学びです。

 

 

 

【vol.2230】

 

 

 

こんにちは!
カウンセリングオフィス

プログレスむかいゆかです。

 

 

 

先週のブログ記事でも取り上げた

Netflixで配信されている

「ラブ・イズ・ブラインドUK」という

リアリティ番組を観終えました。

 

 

 

(動画は英語ですが、日本語で試聴可能)

 

 

 

ご存知のない方に

簡単にこの番組を説明すると

 

 

この番組では

男女がお互いの姿を見ずに“声だけ”で出会い、

 

 

数週間(およそ4〜6週間)のうちに

結婚するかどうかを決めるという

大胆な実験的企画。

 

 

 

 

 

 

ポッドと呼ばれる個室で会話を重ねて婚約し

その後顔を合わせ、旅行や共同生活を経て、

最後に結婚式で「Yes」か「No」かを選びます。

 

 

 

外見ではなく

内面のつながりを試すというユニークさで

世界中で話題になっていて

日本版も過去に配信されています。

 

 

 

勇気をもって
「まだYesと言えない」と伝えること

 

 

 

今回、私が観終えたのは

イギリス版のシーズン2で

印象に残ったのが

JedとBardhaのカップルでした。

 

 

 

結婚式で

Bardhaは「今はまだ結婚できない」と
Jedに伝えるんですね。

 

 

 

相手やその家族、

友人たちを落胆させるとわかっていながらも

彼女は自分の心に正直である道を選びました。

 

 

 

日本人であれば

「和を乱さない」ことや

「周りにどう思われるか?」を懸念して

 

 

自分の違和感を

押し殺してしまうもかもしれない場面。

 

 

 

だからこそ

このBardhaの「勇気あるNo」は

とても印象的でした。

 

 

 

それを受けとめる
Jedの両親の言葉

 

 

 

さらに心を打たれたのは

Jedのご両親の態度でした。

 

 

 

彼の母親は

 

 

The time has to be right.
You can’t do it until you are ready
(タイミングが合っていなければ、
 準備できるまでできないものよ)

 

 

とBarhdaに伝え

 

 

彼の父親は

 

 

 

This is your life, not our life.
There’s no point to say ‘yes’to
please anybody

(これは君の人生だ。私たちの人生ではない。
 他人を喜ばせるために
 Yesと言っても意味はない)

 

 

と語ったんですよね。

 

 

 

自分たちの息子が

傷ついているであろうことを承知しながらも

Bardhaの誠実さを尊重する。

 

 

 

そこには批判や非難ではなく

相手の正直さや勇気を受けとめる
大きな愛がありました。

 

 

 

 

 

 

セラピーの場でも必要な「二つの要素」

 

 

 

心が成熟していくためには

自分の気持ちを正直に表明する勇気と

 

 

その気持ちを受けとめ

肯定そして尊重してくれる
他者の存在の両方が欠かせません。

 

 

 

その両方が存在することで

「私の気持ちは大切にしても良いのだ」

とはじめて思えるんですよね。

 

 

 

片方だけでは成り立たないのです。

 

 

 

セラピーという治療関係の中では

この二つをトライ&エラーを繰り返しながら

体験していきます。

 

 

 

自分の声を出す勇気を少しずつ育み

それを受けとめられる経験を重ねることで

 

 

「私の気持ちには意味がある」
「正直でいても大丈夫」

という実感が芽生え

 

 

そこに癒しや成長が

生まれていくのです。

 

 

 

自分に正直であること

そしてその正直さを

受けとめてもらえること。

 

 

 

 

 

 

その両方があってはじめて

私たちの心は

健康的に成熟していくもの。

 

 

 

そんな心を

私と一緒に育んでいきませんか?

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

 

 

余談ですが…

 

 

JedとBardhaは

この段階では結婚に至りませんでしたが

ぜひ愛を育んでゴールインしてほしいと

密かに願っています。

 

 

 

こんなに素敵なご両親に育てられたJedは

きっとパートナーを

大切にできる人だと思いますし

結婚は本人同士だけでなく家族も大切だから。

 

 

 

さてさて、ふたりの今後は!?

 

 

 

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