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もし原爆が札幌に落ちていたら|偶然と必然の中で生きる私たち

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札幌も原爆投下の候補地だった——。

 

 

 

終戦記念日に初めてその事実を知り、

大きな衝撃を受けました。

 

 

 

【vol.2219】

 

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

原爆の候補地だった札幌

 

 

 

終戦記念日の8月15日に

母の初盆で実家を訪れたとき

 

 

父がその日の

北海道新聞の記事を見せてくれて

 

 

実は、原爆投下の第三の候補地のひとつに

札幌も挙げられていたことを

生まれてはじめて知って

大きな衝撃を受けました。

 

 

 

 

 

 

もしその計画が実行されていたら

私の故郷・札幌は

壊滅していたかもしれません。

 

 

 

祖母が見た戦時中の炎

 

 

 

父方の祖母は戦時中、

札幌市手稲に住んでいました。

 

 

 

丘珠空港付近が爆撃され、

炎が夜空を赤く染めていた光景を

遠くから見たことがあるそうです。

 

 

 

 

 

 

それは歴史の教科書ではなく、

私の家族の記憶として

語り継がれた戦争の姿でした。

 

 

 

祖父は満州からの帰還兵。

 

 

 

家族の誰もが

戦争に翻弄されながらも

生き延びてきたのだと思います。

 

 

 

「私がいなかったかもしれない」という実感

 

 

 

札幌に原爆が落ちていたら——。

 

 

 

その想像は単なる「もしも」ではなく、

自分の存在に直結します。

 

 

 

私は生まれてこなかったかもしれないし、

今ここで文章を書いていることも

なかったかもしれません。

 

 

 

自分が生きていること自体が

偶然と必然の重なりの上にあるのだと

実感しました。

 

 

 

生き延びた命をどう生きるか

 

 

 

セラピーの場でも

「なぜ自分だけが生き延びたのか」

という問いに向き合う方がいます。

 

 

 

生き残ったことへの罪悪感や

意味を見失う気持ち。

 

 

 

けれど、存在そのものが

奇跡のような偶然の積み重ねだとしたら

 

 

「生き延びたこと」自体に

大きな意味があるのではないでしょうか。

 

 

 

私は、祖母や祖父が

生き延びてくれたからこそ、ここにいます。

 

 

 

そして今の私もまた、

この時代を生きている。

 

 

 

そのことを思うと

今を「どう生きるか」に

静かに背筋が伸びる気がします。

 

 

 

 

 

 

けれど、ときにひとりでは
その問いに向き合うのが

苦しいこともありますよね。

 

 

 

だからこそ—

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

 

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