自己肯定感を高めて人生を前向きに!
最先端の心理療法であなたをサポート

「ええかげん」で生きる豊かさ|土井善晴さんの哲学とセラピーの共通点

LINEで送る
Pocket

料理研究家・土井善晴さんが語る

“ええかげん”という生き方の美学。

 

 

 

それは、セラピーの本質にも

つながっていると感じました。

 

 

 

【vol.2180】

 

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

昨日、放送された

NHKの『クローズアップ現代』が

 

 

料理だけじゃなく

「生き方」についても

深く考えさせられる回で

めちゃくちゃ良かったんです!

 

 

 

 

 

 

「レシピ通り」じゃなくていい

— 五感と感性で向き合う時間

 

 

土井善晴さんは料理研究家ですが

彼の料理に対する哲学は

料理のみに限定されるものではなく

 

 

私たちの人生哲学全般に

通ずるものがあると感じました。

 

 

 

その哲学とは

“ええかげん”の精神。

 

 

 

土井さんは

こんなことをおっしゃっていました。

 

 

 

 

何か(レシピ)に頼ることに慣れすぎて

自分の感情とか自分でやるという勘とかを

鈍らしてきた、犠牲にしてきたかも

しれませんよね

 

 

 

その言葉に

思わず深くうなずいてしまいました。

 

 

 

“ええかげん”を見つけるというのは

自分の五感や感性を信じて

目の前の「今」と丁寧に向き合うこと。

 

 

 

 

 

 

例えば、番組の中では

茄子の焼き加減の音に耳を済ませたりして

 

 

このくらいかな?と

火加減や焼き時間を判断したりして

自分なりの“ちょうどよさ”を

見つけていっていました。

 

 

 

“ちょうどよさ”は自分の中にある

— セラピーにおける“今ここ”の感覚

 

 

 

これって、まさに

セラピーでも同じなんですよ!

 

 

「こうすべき」「こうあるべき」という

“レシピ”を一旦脇に置いて

 

 

今この瞬間に湧き上がる感情や身体感覚に

そっと耳を済ませていく。

 

 

 

 

 

 

それは

今の自分自身を信じるという

姿勢でもあります。

 

 

 

整えるより、まっすぐ差し出す

— 民藝と家庭料理とセラピー

 

 

 

土井さんが影響を受けた民藝や

家庭料理の魅力の共通項は

“作為を手放す”ということ。

 

 

 

美しさや美味しさを狙いすぎず

ただ真摯に作り、心を込めて差し出す。

 

 

 

セラピーも同じで

何か「整った自分」を差し出す必要はなく

 

 

私にとっても

そして、クライエントのあなたにとっても

 

 

“そのままのあなた”と出会えることが

何よりも尊いことなのです。

 

 

 

弱火でじっくり、人も育つ
— 焦らず、温めて待つということ

 

 

 

私たちは「早く」「効率よく」に

慣れすぎてしまっていて

なんでも結果を急ぎがち。

 

 

 

でも、土井さんは言います。

 

 

 

 

弱火で焼いた目玉焼は

白身がフワーっとなって

出来上がりが全然違う!

 

 

 

 

 

 

人の変化もまた、然り。

 

 

 

すぐに答えを出そうとせず

弱火でじっくりと、

自分をやさしく温めてあげると—

 

 

目玉焼きのように

その人らしさやポテンシャルが

自然と立ち上がってくるのです。

 

 

 

“ちょうどよさ”を信じて生きる

 

 

 

“ええかげん”で生きることは

自分の感性を取り戻し、自分の歩幅で、

人生を味わい直していくこと。

 

 

 

セラピーも、そんな場所でありたいと

この番組を観て、改めて思いました。

 

 

 

土井さんの「ええかげん論」、

ちょっと勉強してみようかな?

 

 

 

 

LINEで送る
Pocket

お問い合わせ

住所 〒060-0042
札幌市中央区大通西1丁目14-2
桂和大通ビル50 9F
マップを見る
営業時間 【火~金】13:00~20:15
【土】10:00~17:00
定休日 日・祝日・月

           

女性公認心理師
臨床心理士

                               
名前向  裕加
住まい北海道