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つらいものは、つらい。それでいい──バチェラーに学んだ“感情の受けとめ方”

感情を扱う

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期待せずに観ていたバチェラーで

まさか“感情の受けとめ方”を学ぶとは…。

 

 

 

【vol.2154】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

冷ややかな目で観ていたはずが…

 

 

 

友人に教えてもらって

新しいシーズンが始まったことを知って

再び観はじめた『バチェラー・ジャパン』。

 

 

 

 

 

 

アラフィーになっても

結婚願望ゼロの私が(負け惜しみ!?)

この番組を観ていると

 

 

「運命の人と出会って

 なんとしてでも結婚をするんだ!」

 

 

と意気込んでいる女性たちの

そのバイタリティに

ただただ圧倒されるばかりで

 

 

若干、冷ややかな目で観ている

自分がいるのも事実です。

 

 

 

ただ、そう言いつつも

ときどき

「それ、意外と本質ついてない?」

うっかり頷いてしまう瞬間もあるんですよね。

 

 

 

 

「でもね」と言いかけた彼女に

バチェラーが返した言葉

 

 

 

たとえば…

エピソード4で、ある女性参加者が

子どもの頃、両親が不仲で

 

 

「ケンカしてるのとか

 毎日見るのはつらかったし

 

 そういうのは

 ちょっとだけトラウマ。

 でもね…」

 

 

と打ち明けるシーン。

 

 

 

 

 

 

そこで

すかさずバチェラーは

こう言うんですよね。

 

 

 

“でも”じゃなくて

つらいことはつらいし。

 

“つらくない”って言ってるほうが

つらいから。

 

 

 

いやー、これ躊躇いもなく

スーッと言えちゃう男性って

なかなかいないよ!と

無性に感動してしまった私です。

 

 

 

感情を受けとめるとは、こういうこと

 

 

 

バチェラーが言うとおりで

自分が感じた“つらい”という気持ちを

 

 

“でもね”と否定したり、

なかったものにしたり、

無理にポジティブな体験に

変換したりする必要はなくて

 

 

つらいことは、つらい

でイイんですよ!

 

 

 

 

 

 

感情を受けとめるって

こういうことなんですよね。

 

 

 

こういうセリフって

なかなか言えそうで言えないものです。

 

 

 

相手のつらさをまるごと受けとめて

言い換えたり、明るく返したりせずに、

そのまま返すーー

 

 

 

セラピストであっても

つい「なんとかしてあげたい」と思って

急いで“意味づけ”に走ってしまいがち。

 

 

 

でも、感情って、

「そう感じたんだね」って

ただ受けとめてもらえるだけでも

十分に癒えていくものなのです。

 

 

 

あの瞬間のバチェラーは

まるで“そのままでいてイイんだよ”っていう許可を

その参加者の彼女に手渡していたように感じて

 

 

「今回のバチェラー、なかなかやるじゃん。

 今までのバチェラーとは違うぞ!」

と思いました。

 

 

 

“人ってイイな”と改めて思った瞬間

 

 

 

ちょっぴり冷やかすように

観ていたはずなのに

 

 

こういった場面にふれると、ふと、

「あぁ、やっぱり人ってイイな」

と思ってしまった私。

 

 

 

番組の行方はともかく

今シーズンも“人間観察”を楽しみながら

私自身の学にもしていきたいと

思っているところです。

 

 

 

 

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