自己肯定感を高めて人生を前向きに!
最先端の心理療法であなたをサポート

裸足族との遭遇で気づいた、靴下一枚ぶんの心の境界線

人間関係

LINEで送る
Pocket

【vol.2150】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

なぜか“裸足族”との遭遇が続いた
鹿児島の旅

 

 

 

本日、鹿児島から戻りました。

 

 

 

今回の鹿児島の旅では

なぜか“裸足族”との遭遇が

続いたという…。

 

 

 

新千歳空港に向かうJR快速では

隣に座っていた

素足にスニーカーの年配男性が

 

 

靴を脱いで前の座席に

足をかけていたんですよね。

 

 

 

かと思ったら、その直後の

新千歳から福岡でのフライトでは

 

 

隣りに座ったこれまた年配男性が

靴を脱いで、その足を

 

 

北海道のド定番のお土産

『白い恋人』の紙袋の上に

ドンと乗せている場面に遭遇。

 

 

 

多分、北海道土産なんだと思いますが

受け取る側の人の気持ちを想像したら

そっと目を伏せたくなりました。

 

 

 

ホテルでは

 

 

「室内に備え付けられている

 スリッパでのレストランのご利用は

 お控えください」

 

 

と案内されていたにもかかわらず

朝食会場のレストランで

裸足にスリッパで現れる人も…。

 

 

 

そして、極めつけは

帰りの羽田→新千歳便。

 

 

 

私の席の隣りに座った男性が

席につくなり靴を脱ぐだけでなく

おもむろに靴下も脱ぎ出して

完全なる裸足モードに突入したのです!

 

 

 

 

 

 

側でその光景を目の当たりにした私は

思わず心の中で

こう呟いてしまいました。

 

 

「…え?ここ、自宅ですか?」

 

 

 

 

靴下一枚で超えられる

“心の境界線(バウンダリー)”

 

 

 

この瞬間、私の心の内は

かなりザワザワしていました。

 

 

 

なぜ、こんな反応をしてしまうのか?

 

 

 

そのとき、

セラピストとしての視点が

ふと働きました。

 

 

 

これは、私の中の

“バウンダリー(心理的な境界線)”

が刺激されたんですよね。

 

 

 

 

 

 

靴を脱ぐくらいならともかく

靴下まで脱がれると

 

 

見ず知らずの人との距離が否応がなしに

一方的に縮められた感じがしたのです。

 

 

 

これは物理的な問題ではなく

「自分の空間が侵された」と感じる

心理的な感覚の問題です。

 

 

 

セラピーの現場でも

こういった感覚的な“踏み込みすぎ”は

しばしば起こったりします。

 

 

 

「もう少しここで待っててくれると

 安心できたのに…」

 

「それ、今じゃなかったんだよな…」とか。

 

 

 

そういったときは

言葉ではなくて、身体の反応が

「ちょっと待った!」

教えてくれたりするもの。

 

 

 

だからこそ、違和感は

とても大切なサインなのです。

 

 

 

バウンダリー(境界線)は
“壁”ではなく“橋”

 

 

 

もちろん、裸足族の皆さんに

悪気があるわけではないでしょう。

 

 

 

私にとっては“裸足”が

一線を超えていたとしても

 

 

むしろ、彼らにとっては、

靴下を脱ぐことが「一番落ち着く」という

安心のスタイルなのかも知れません。

 

 

 

でも、公共の場というのは

「自分がどうしたいか」だけではなく

「他人がどう感じるか?」を

想像する力も求められる場でもあります。

 

 

 

だからこそ

自分の感覚を大事にしながらも

他人とのちょうどいい距離を探ること

 

 

 

お互いに心地よく過ごすための

知恵なのだと思います。

 

 

 

そして

たった靴下一枚の出来事にも

そんな“境界”の感覚が

にじみ出るものなんですよね。

 

 

 

 

 

 

靴下一枚が教えてくれたこと

 

 

 

今回の鹿児島への旅で

次々と私の周りに現れた

“裸足族”のみなさん。

 

 

 

ひょっとしたら

「もっと自由に生きようよ!」

という鹿児島の神さまからの

メッセージだったのかも知れません。

 

 

 

ーーが!

 

 

 

正直に言うと、私はこう思いました。

 

 

 

少なくとも、飛行機内では

おもむろに靴下を脱ぐことなく

履いててほしい…と。

 

 

 

そのほうが

私の“心の足元”が

ずっと安心するから(笑)。

 

 

 

おあとがよろしいようで。

 

 

LINEで送る
Pocket

お問い合わせ

住所 〒060-0042
札幌市中央区大通西1丁目14-2
桂和大通ビル50 9F
マップを見る
営業時間 【火~金】13:00~20:15
【土】10:00~17:00
定休日 日・祝日・月

           

女性公認心理師
臨床心理士

                               
名前向  裕加
住まい北海道