札幌から鹿児島へ｜フォーカシングを池見陽先生から学んで気づいたこと

【vol.2149】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

今回の鹿児島訪問の最大の目的だった

池見陽先生による2日間の

フォーカシング・ワークショップが

無事に終わりました。

 

 

 

実は、私にとって

フォーカシングを学ぶのは

これが初めてのこと。

 

 

 

初めての土地、初めての学び、

そして、初対面の方々に囲まれた場。

 

 

 

何もかもが“初めて”で

最初は少し心細さもありましたが

それ以上にこの学びには

強く惹かれるものがありました。

 

 

 

私が専門としているAEDP®︎セラピーでも

クライエントの内的体験に寄り添いながら

“感じること”を深めていくプロセスは

とても重要です。

 

 

 

 

 

 

実際、

フォーカシングの要素を取り入れた介入は

AEDPの中にも数多くあって

 

 

だからこそ

フォーカシングの原点を

きちんと学びたいーー

 

 

前々から、そう思っていました。

 

 

 

しかも

学ぶなら“ちゃんとした人から”

…というのが

私のこだわりでもあります。

 

 

 

その分野で第一線を走ってきた人、

そして、正統派の“本物”から

直接学びたいという想いが

ずっとありました。

 

 

 

池見陽先生は

フォーカシングの創始者

ユージン・ジェンドリンの直弟子。

 

 

 

 

 

 

そして、ジェンドリンは

カウンセリングの父と呼ばれる

カール・ロジャーズの直弟子でもあります。

 

 

 

そんな歴史と実践を受け継ぐ池見先生から

わずか20人ほどの少人数で

直接学べる機会は

そう滅多にあるものではありません。

 

 

 

北海道から鹿児島という移動距離に驚かれ

「池見先生の“追っかけ”ですか？」と

声をかけられることもありましたが

 

 

私にとっては“追っかけ”というよりも

必要な学びに正面から向き合いたかった。

ただ、それだけだったのです。

 

 

 

まったくの初心者として臨んだ2日間でしたが

「感じること」に丁寧に耳を澄ませることが

どれほど深い体験につながるかーー

 

 

その可能性を、頭ではなく、

自身の身体を通して

実感することができた時間でした。

 

 

 

学びは、移動距離に比例する。

 

 

 

 

 

 

札幌に戻ったら、この貴重な体験を

少しずつ、日々の臨床の中で

活かしていきたいと思います。