
SE™️の認定を受けたいと思いながら
ずっと手が止まっていました。
「今さら聞けない…」という思い込みが
私を縛っていたのです。
でも、ある出会いをきっかけに
ようやく踏み出せました。
【vol.2145】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
「やらなきゃ」と思いながらも
なかなか手をつけられないこと。
誰にでも
そういう“気が重くなるタスク”って
あるのではないでしょうか?
「やらなきゃ」と思いながらも
動けなかった理由
私にとってのそれは
Somatic Expriencing®︎(以下、SE™️)の
認定申請に関するメールでした。
私は2020年から2023年にかけて
SE™️の公式トレーニング
(Beginning〜Advanced Level)を
修了しています。
あと数時間の個人セッションと
コンサルテーションを終えれば
正式なSEP
(Somatic Experiencing Practitioner)
として認定申請ができる状態。
…のはずなのですが
その「あと少し」が
なかなか進められずにいました。
「もしかしたら、申請には期限があって
も手遅れだったら…」
「いまさら事務局に確認するだなんて
ちゃんとしてない人だと思われるかも…」
「コンサルを受ける人に
『まだ終わってないの?』と
呆れられるのが怖い…」
そんなふうに
頭の中では堂々巡りをしていて
気づけば、数ヶ月ーー
いや、何年も先延ばしにしていたのです。
そんな私に
大きな一歩を踏み出させてくれたのは
SE™️のプラクティショナーであり
セラピストとしても尊敬しているTさんでした。
彼女が久しぶりに
コンサルテーションを再開することを知って
迷わず申し込んで、2週間ほど前に
Zoomで再会しました。
変わらぬあたたかさ
そして、深い洞察に満ちた
コンサルテーションの時間の中で
私はこの
「止まっている認定プロセス」のことを
ポロッと打ち明けました。
すると、Tさんは優しく、でも力強く
こう言ってくれたのです。
確か、時間のリミットはなかったはず。
もう少しだから、頑張って!
そのひと言に、すごく救われました。
「今からでも、遅くないのかも?」
そんな希望が芽生えて
思い切ってSE™️の本部に
問い合わせることにしたのです。
そして昨日、返ってきたメールには
こう書かれていました。
You can take as long as you need.
(必要なだけ時間をかけてもイイですよ)
自分のペースで
安心して進めばイイ
拍子抜けするくらい
シンプルでやさしい返答でした。
けれどそのやさしさが
ずっと私の中で滞っていたものを
そっと和らげてくれたように思います。
やっと、また一歩を踏み出せる。
何も完璧じゃなくてもイイ。
大切なのは
自分のペースで進んでいくこと。
今回の出来事を通して
改めて感じたのは
「気持ちが動く瞬間」って
他者との関係の中から生まれるんだな
ということ。
自分ひとりで考えていたときには
怖くてできなかったことが
誰かのまなざしや
ちょっとした励ましによって
スッと動き出すことがある。
それはセラピーの中でも
たびたび起きる
“ささやかな奇跡”です。
だから、もし今
「相談してみたいけれど
どこから手をつけたらイイか
わからない」
「こんなことを話してもイイのかな?
…と迷っている」
そんなふうに感じているかたがいるなら
どうか焦らずに
自分のタイミングを大切にしてください。
そして…
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