
臨床の行き詰まりを感じたとき
変わったのは“やり方”ではなく
“在り方”でした。
【vol.2142】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
今日は、コロラドに住む
AEDP®︎セラピストのTinaと
Zoomでおしゃべりをしました。
彼女とはAEDPのトレーニングで
一緒にアシスタントをした仲間で
今年4月に
NYで開催されたカンファレンスで
実際に会うことができたんですよね!
それ以来、
「時々、Zoomで近況を話し合おうよ」
ということになって
今日はその2回目のミーティングでした。
いろんな話をしている中で
彼女がこんなエピソードを
シェアしてくれました。
数年ぶりにあった大学院時代の知り合いに
「すごく変わったね!」って言われたの。
大学院時代の私は
いつも
「どうしたらいい?何をすべき?」って
頭でぐるぐると考えて不安になっていたし
話すスピードも早くて
自分自身に意識を向ける余裕もなかった。
でも、AEDPに出会ってから
スローダウンすることが
できるようになったら
頭で考えるんじゃなくて
自分自身で“いられる”ようになったんだよね
彼女の話を聞きながら
「私もー!」と叫んでしまいました。
防衛としての“早口”と
AEDPがもたらした変化
実は、私もAEDPに出会う前までは
あれこれと考えすぎてしまっては
不安になり
早口になったりしゃべりすぎて
しまったりしていました。
でも、今になって思えば
それは私自身の不安に対する
「防衛(defense)」だったんですよね。
AEDPに出会い
「Authentic(本来の自分)でいること」の
大切さを学んでからは
できるだけ
そういられるように
意識するようになりました。
その結果、
臨床における私自身の在り方は
大きく変わりました。
肩の力が自然と抜けて
前よりもずっと楽に
クライエントと向き合えるように
なったのです。
そんな私の体験をTinaにシェアすると
彼女も「わかるー!」と深く共感してくれて
最後はふたりで
「AEDPに出会えて、本当によかったよね!」
としみじみと頷き合いました。
在り方が変わることで
拡がった世界
知識や技法だけじゃない。
セラピストとしての
“在り方”そのものが変わっていくーー
それが、私にとっての
AEDPというアプローチの
一番の魅力だと感じています。
だからこそ
日本で臨床に携わっている
臨床心理士や公認心理師などの
心の専門家の方たちにも
この変容のプロセスを体験してほしい!
と心から願っています。
そして、何より私自身、
AEDPを通してTinaをはじめ
世界中の素晴らしいセラピストたちとつながり
こういった心からの対話を重ねられることに
深く感謝しています。
言葉や文化が違っても
「どう在るか」を語り合える
仲間がいるということの心強さーー
それは、私の臨床を支える
大切な土台の一つになっています。
そして今年の秋、
日本語で受けられるImmersionコースが
いよいよスタートします!
これまで英語や時差の壁があって
なかなか参加をためらっていた方にとっても
安心して“体験”できる
またとないチャンスです。
「セラピーの技法を学ぶ」だけでなく
セラピストとしての“在り方”そのものを
見つめ直したい方にこそ
心からおすすめしたい学びです。
ご興味のある方は
ぜひこちらのリンクから
詳細をご確認ください。
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