【vol.2006】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
AEDP™️研究所のメーリングリストに
流れてきた一通のメールで
懐かしい名前を目にしました。
それは
2019年の11月にNYで
5日間にわたって開催された
Essential Skillsと呼ばれる
AEDPのトレーニングで
私の演習グループの
アシスタントを担当してくれた
アメリカ人女性の名前でした。
実は
この演習グループが決まるまでに
紆余曲折があったんですよね…。
私の他に
もうひとりの日本人受講生が
いたこともあって
研究所は気を利かせたつもりで
その人と私を
同じ演習グループにしたことに加えて
NY在住の日本人セラピストを
その演習グループのアシスタントに
当てがったのでした。
いつもではないにせよ
英語が母国語のクライエントと
英語でセッションすることがある
私としては
練習という意味でも
トレーニングや演習では
英語にドップリと浸りたい!
…と思っていただけに
そういった私の思惑や考えを
ヒアリングすることもなく
一方的に
「日本人は日本人同士がイイだろう」
と決められてしまったことに対して
何とも解せない気持ちになったのを
今でも覚えています。
その一方で
研究所の担当者にも
悪気があったわけではなく
むしろ、私のことを思って
このようなグループ構成にしたことも
十分に理解していたので
異議申し立てなんかをして
研究所の好意を踏みにじるのは
失礼なことだとも思っていましたし
仮に私が申し立てしたら
グループを再編成しなくてはならくて
グループ編成を考える人の
手を煩わせてしまう…と思ったら
「私さえ我慢すれば…」
という気持ちにもなって
しばらくは
悶々と過ごしていました。
(自分の中に刻み込まれている
日本人としての自己犠牲的なDNAを
感じました。苦笑)
結論から言うと
自分のコンフォートゾーンを飛び出して
思い切って
研究所に異議申し立てをしたところ
研究所には
私が抱いていた違和感を
ちゃんと受けとめてもらえて
演習のグループを
快く変更してもらえました。
加えて
トレーニングが始まったときに
何気に
「こんなことあったんだよね」
とアシスタントの彼女に伝えたら
研究所に異議申し立てをした
あなたの勇気に敬意を表するわ。
これはとても大事なこと!
こういったことがあったということを
研究所のファカルティ(教員)にも
他のアシスタントにも
知ってもらいたいので
アシスタントミーティングで
あなたが体験したことを
シェアさせてもらってもイイ?
と言われて、驚きました。
というのも
日本だったら
和を乱す可能性が高い
受け入れがたい
発言だったにもかかわらず
それをポジティブなことと
肯定してくれて
しかも
サポートまでしてくれる人が
世の中にはちゃんといるのだ
…ということを知れたのは
私にとっては新しさと同時に
心強さも感じられる
貴重な体験でもあったのです。
発言したからといって
何かが直ぐに変わることは
期待できないながらも
声を上げることの意義や重要性
そして希望というものを
肌で実感した出来事でした。
最近、世の中を賑わせている
フジテレビの一件を見ていると
少しずつながらも
世の中が変わってきたことを
実感しています。
でも
決して世の中が勝手に
変わってきたわけではありません。
誰かが然るべきときに
然るべき声を上げて
世の中を変えようと
奮闘してきたからこそ
今を生きる私たちが
「世の中は変わった」と
実感できるものなんですよね。
そういった先人たちの
努力や頑張りを
無駄にしないためにも
その意思を引き継いで
諦めずに
声を上げていきたい!
…と改めて自分自身に
誓った次第です。
セラピーにおいてのみならず
生きる上で大切なことを教えてくれた
アシスタントの彼女も
4月にNYで開催される
AEDP™️研究所のカンファレンスに
参加する予定でいるとのこと。
そんな彼女との5年半ぶりの再会が
今から楽しみでなりません。
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