【vol.2003】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
正確には
亡き母の49日は明日なのですが
3日ほど前倒しにして
身内だけで日曜日に法要を営みました。
その影響もあってか
この週末は何かと母のことを
思い出したりすることが多かったのですが
ちょうど読んでいた
こちらの本の中にあった
ムカついたときにムカついた顔をするのは大事(p.116)
という一文を読んで
子どもの頃、よく母に
と叱られていたことを
思い出しました。
そんなこともあって
長い間
「感情を顔に出すことは悪いこと」
「ポーカーフェイスになれない自分は
感情をコントロールできないダメな人間」
とさえ思っていた私ですが
感情にフォーカスを当てる
セラピー/カウンセリングのアプローチを
学び始めてからというものの
感情が顔に出ることは
決して悪いことではない!
と思えるようになりました。
私のセッションの録画を観た
指導者や
トレーニングの演習での
私の様子を見たアシスタントや
他のセラピストたちから
目まぐるしく変わる
私の表情を見て
私が相手に
どれだけ共感しているのかが
一目瞭然で
それが安心感を覚える
…というような
ポジティブなフィードバックを
もらったことも多々ありましたし
クライエントたちは
感情が表れた私の顔を見て
眠っていた自身の感情に気づいたり
「こんな気持ちになってもイイんだ」
とそれまで押し殺していた感情に
OKを出せるようになったりして
それまで未消化だった
感情のプロセスが促進されるのに
役立ったことも度々あったんですよね。
もちろん
TPOをわきまえることなく
感情をダダ漏れにしてもイイ
ということではありませんが
能面の如く、四六時中
感情を顔に出さずにいるのは
非常に不自然なことですし
そんな風に
自身の感情にフタをしてしまうと
自己の内外に不一致感が生じて
自己一貫性が揺らぐことによって
精神的に不安定になってしまう
…というリスクを
抱えることにもなりかねません。
自身のメンタルケアや
ウェルビーイングのためにも
感情を顔に出すことも含めて
適宜、感情を外に出して
消化する機会をつくってあげることは
とても大事なことだと思います。
セラピー/カウンセリングでは
安全に感情を外に出せる空間を
提供しています。
そういった空間の中で
外に出てきた自身の感情を
しっかりと見つめ直して
どんな風にケアしたり
扱ったりしていくのがイイのか?
ということを
私と一緒に改めて考えてみませんか?
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