「感情を感じきる」ということが大切な理由

【vol.1986】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

母が他界して

明日でちょうど1ヶ月になります。

 

 

 

「あっという間の1ヶ月だったなぁ」

 

 

と亡き母のことを思い出しながら

オフィスに向かって歩いていたときに

ふと気づいたことがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

母の初七日に書いた

こちらの記事にあるように

 

 

 

 

最初のうちは

ちょっとしたことでも

すぐに泣けてしまって

 

 

公の場で涙を流すことも

たびたびあったんですよね。

 

 

 

周りの人からすると

「なんで、この人、泣いてるの？」

と思われていたと思いますが

 

 

それも「悲しみ」という感情を

しっかりと感じきるということの

大切なプロセスのひとつだと思っていたので

 

 

無理に涙を止めることはせずに

泣きたいだけ泣くようにすることは

私自身は意識していました。

 

 

 

「感情の波」という表現があるように

感情は、それこそ「波」のようなもの。

 

 

 

波には

必ずピークがありますが

ピークは

そう長く続くものではありません。

 

 

 

 

 

その流れを止めることさえなければ

波が自然と岸辺までたどりつく頃には

波はとても穏やかなものになっています。

 

 

 

 

 

感情も然り。

 

 

 

そのエネルギーの流れを

無理に止めることなく

最後まで感じきる

 

 

つまり、波でいうところの

「岸辺にたどりつく」ところまで

やってこれたら

 

 

自然と心には

平穏が戻ってくるものなのですが

 

 

多くの人は

感情の波のピークに圧倒されまい！

と防波堤を築いてしまいます。

 

 

 

 

 

防波堤は

そのいっときの感情の波のピークを

抑えることができたとしても

 

 

波が岸辺にたどり着いたときに

自然と生じる

真の意味での安らかさ

は得ることはできないので

 

 

同じことを繰り返すのみに

留まってしまう

 

 

つまり

感情に囚われてしまう

ということが起きるわけです。

 

 

 

そういう意味でも

感情を感じきるということは

とても大切なことですし

 

 

今回の

この個人的な経験を通して言えることは

 

 

母を失った悲しみに存分に浸って

泣きたいだけ泣けたからこそ

悲しみという感情が

しっかりとプロセスされて

 

 

母のことを思い出して

寂しく思う気持ちはあっても

涙が出ることもないくらい

穏やかな気持ちになれたのだ

 

 

…と確信しています。

 

 

 

10日ほど前までは

周囲の人たちの浮かれ気分に辟易として

 

 

世の中から

断絶／隔離された感覚がありましたが

 

 

 

 

今日、多くの人が御用納をして

ウキウキ気分で街中を歩いているのを

目の当たりにしても

 

 

以前よりも

隔絶感がかなり軽減されている

と感じられたのも

 

 

私の心が

母を喪失した悲しみから回復してきている

間違いない証拠だと思った次第です。

 

 

 

感情を感じきる。

 

 

 

心の平穏を取り戻すためには

必要不可欠なことですが

 

 

ぶっちゃけ

言うが易し行うが難し。

 

 

 

それをナビゲートしていくのが

私のような感情に焦点を当てた

セッションを実施している

セラピスト／カウンセラーの使命です。

 

 

 

しっかりと感情を感じきる

…ということを体験を通して学んで

 

 

心の平穏を取り戻す術や

それを維持する方法を

私と一緒に身につけていきませんか？