【vol.1954】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
最近、母の看病のために
病院で過ごす時間が多い中で
「その道のプロの力を借りることは
とても重要だ!」
ということを痛感しています。
私の母は昔から私や妹に
口を酸っぱくして
「他人に迷惑をかけてはならない」
と言ってきただけあって
自分も可能な限り
他人に迷惑をかけないように
最大限の努力を惜しまず
他人に迷惑をかけるくらいなら
自分が我慢すればイイ…という
タイプの人間なんですよね。
私がそんな母に付き添いはじめの頃
母が寝たきりの身体を「起こして」と
私にお願いしてきたときがありました。
私自身、ひとりで母を起こすのには
ちょっと不安があったので
「看護師さん、呼ぶね」と言ったものの
他人に
極力を迷惑をかけたくない母は
「みんな忙しいから(迷惑かけるでしょ?)。
お姉ちゃん(私のこと)やって」
と言ってきたんですよね。
母がそう私にお願いするので
「そっか、私がそうしてあげなければ!」
と思って母を起こそうとしてみたものの
身体に力を入れることができないほど
母は衰弱しきっているので
めちゃくちゃ重たいんですよ!
そんな重たい母を
なんとか起き上がらせようと
頑張ってみましたが
重さに耐えられなくて
私がふらついてしまったり
母を支えていた手に
変に力が入ってしまったりして
何とか起き上がれはしたものの
母に「痛い、痛い!」と
叫ばれてしまいました…。
なので
その次からは母が何と言おうとも
私の心の中では
看護師さんを呼ぶことを決めて
実際に呼んでみたのですが
手際とか身体の支え方とか
私のやり方とは全く違う!
「さすがはプロ!」
と思いました。
母が痛がることもなかったですし
何より母の安全や快適性を
第一に考えたとき
その分野における知識とスキル、
そして経験が豊富である
看護師さんの力を借りることが
やはり一番の賢明な判断だ
ということを悟り
それからはというものの
母が起き上がりたいと言ったときには
遠慮して
ズブの素人の私がなんとかしようとせずに
直ぐにナースコールをして
看護師さんの専門性を
存分に発揮してもらって
母のケアのサポートに
当たってもらうようにしています。
よく考えてみたら
至極全うなことなんですよね。
看護師さんは
ベッドサイドの患者さんの
安全に、そして、
可能な限りのQOLを維持しながら
医療的ケアをするエキスパート。
だからこそ
そこで仕事をしてるわけで…。
生半可な知識や情にほだされて
中途半端な対応をしてしまうと
安全が脅かされて
母にとっても私にとっても
イイことはひとつもない。
プロのプロたる所以はそこにあり
そう考えると
プロに任せるのが一番だ!
ということを
改めて強く認識させられました。
セラピー・カウンセリングも然り。
自分で努力することは大事ですが
それにも限界が出てくるもの。
その道のプロの力を借りることで
その努力を最大化していきませんか?
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