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谷川俊太郎「いや」を読んで想う、「いやだ」と言えることの尊さ

感情を扱う

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【vol.1950】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

数日前に

詩人の谷川俊太郎さんが

お亡くなりになったことを知りました。

 

 

 

 

 

お恥ずかしながら

私自身は文学に疎く

谷川俊太郎さんのことを

よく知らない部類の人間なのですが

 

 

それでも小学校の国語の授業で習った

『朝のリレー』は

 

 

子どもながらにも

「何だかんだ素敵だな」と

ワクワクした記憶があります。

 

 

 

谷川俊太郎さんの訃報が届いた日以降の

Xを眺めていたら

 

 

彼の死を追悼して多くの人が

私の知らない詩をたくさん紹介していて

 

 

それらを目の当たりにする度に

文学センスのない私でさえも

詩人としての彼の偉大さを

感じずにはいられませんでした。

 

 

 

そのうちのひとつが「いや」という詩。

 

 

 

 

 

特に私が感銘を受けたのは

最後の

 

 

 

いやだ と言わせてください

いやがってるのはちっぽけな私じゃない

幸せになろうとあがいている
宇宙につながる大きな私のいのちです

 

 

という部分でした。

 

 

 

かつての私もそうでしたし

多くのクライエントと接して感じるのは

 

 

自身の心の中に湧きおこる

「いやだ」という気持ちを

「我がままだ」と思って

 

 

押し殺してしまっている人が

本当に多いということ。

 

 

 

 

 

感情に正しいも間違いもなく

ただ、そう感じているだけなのに

 

 

「いやだ」と感じていることは

「我がまま」であり

「ちっぽけな私」であり悪だ

 

 

という考えを

いつの間にか植えつけられてしまって

 

 

我慢したり、ごまかしたり

いやでないふりをして

 

 

心身を壊してしまったり

自分を見失ったりしてしまってる人は

非常に多いと思います。

 

 

 

 

 

「いやだ」という感覚は

自分を守るために

なくてはならないものであり

 

 

そう感じることは

決して我がままでも悪でもありません。

 

 

 

その「いやだ」という感覚を

しっかりと感じて

表現することができてこそ

 

 

はじめて

自分自身を害悪から守り

自分らしく幸せな人生を送ることが

可能になる。

 

 

 

そういう意味で

「宇宙につながる大きな私のいのち」

なんですよね。

 

 

 

ただし

この詩にも

「ひとりでいやだと言うのには勇気がいる」

と書かれているように

 

 

何らかの理由で

「いやだ」と意思表示することに

ためらいを感じている人は

決して少なくありません。

 

 

 

そういったためらいを取っ払い

「いやだ」と意思表示できる力を

身につけていけるようお手伝いするのが

セラピー/カウンセリングで

取り組んでいくことのひとつ。

 

 

 

「いやだ」と言えるようになって

自分らしく幸せな人生を歩んでいきませんか?

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。
 

 

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