【vol.1904】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
2日前に流れてきたこのニュース。
私が住む街で
こんなことが起きているということを知って
愕然としてしまいました。
弱い立場にある子どもを
守るべき大人たちが
弱腰になってしまって
守るどころか
心の傷を更に深めてしまっていることに
憤りさえ覚えます。
それと同時に憤りを覚えるのは
この一件は
悪質性がかなり高い
犯罪レベルの行為であるにもかかわらず
「いじめ」という言葉が
使われることによって
フィルターがかけられてしまって
行為の深刻さや悪質性が
一気に削ぎ落とされて
「大したことがない」と
矮小化されてしまっていること。
いつまでたっても
この手の問題が
世の中で深刻に扱われないのは
こんな風に
適切な言葉があてがわれていない
ということにも問題があると思います。
子どもに対する
性犯罪や性加害に関しては
ことさら
「いたずら」といったような
曖昧な言葉でうやむやにされがち。
窃盗行為に
「万引き」といった言葉が
使われた途端に
その犯罪行為が
「大したことがない」ように
感じられるのと同じで
適切な言葉が
当てがわれていないことで
事の重大さや深刻さ、悪質さに対する
社会の認識だけでなく
加害者側の認識までもが歪んでしまい
それが
この手の事件の再犯を防止する
足かせになっているように
個人的には感じています。
言葉がもつ力は
想像する以上に大きなもの。
そういった
言葉がもつ力を決して侮る事なく
適切な言葉選びをして
人の心に寄り添っていくのが
セラピスト/カウンセラーに求められる
大切な資質。
そういった「言葉」の選び方にも
細心の注意を払って
クライエントの心に寄り添っていけるよう
専心していきたいと思う秋の夜です。
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