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「自分らしく」を叶えるために必要な境界線(バウンダリー)

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【vol.1881】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

今日、セッション中に

境界線(バウンダリー)の話を

説明していたとき

 

 

ふと5年ほど前のエピソードが

私の記憶に蘇ってきました。

 

 

 

 

 

ちなみに

私が全力でオススメする

境界線(バウンダリー)について

書かれているコチラの本では

⬇︎⬇︎⬇︎

 

 

 

 

境界線(バウンダリー)が

こんな風に定義されています。

 

 

ひとことでいうと「わたしはわたし」「あなたはあなた」という心の境界線です。(中略)この本をどう読むか、どう使うかも、みなさんが決めてよいことです。バウンダリーは、このように小さな「私が決めていい」の積み重ねで守られていきます。(p.3-4)

 

 

 

私が思い出したのは

5年前の秋にNYで開催された

AEDP™️研究所の

トレーニングのことでした。

 

 

 

トレーニングでは必ず

小グループでの演習があります。

 

 

 

グループメンバーが発表されたとき

私のグループは

もうひとりの日本人参加者がメンバーで

アシスタントも日本人でした。

 

 

 

これが発表されて、私は驚きました。

 

 

 

というのも

 

 

私のクライエントには

外国人もいて英語でセッションをするので

 

 

その練習のためにも

演習は英語でしたいと思っていましたし

 

 

日本人と日本語で演習をしたい

というリクエストも

一切出していなかったから。

 

 

 

恐らく

気を利かせて

そうしてくれたのでしょうけれども

 

 

一度たりとも

私の希望を確認することなく

 

 

「日本人なら日本人同士で

 日本語で演習をする方がイイだろう」

 

 

という

一方的推測を元に

グループメンバーが編成されたことに

怒りを感じました。

 

 

 

健康的な「怒り」という感情が

心の中に湧きあがってくるときは

 

 

「あなたの境界線(バウンダリー)が

 侵害されてますよ」

 

 

というサイン。

 

 

 

その「怒り」に気づくことではじめて

相手に「NO」や「STOP」と

意思表示をすることができて

それが自分を守ることにつながります。

 

 

 

 

 

ただ、それまでの経験から

私がそのグループ分けに異論を唱えたら

 

 

「ワガママだ!」

「器が小さい!」

「人の好意を無下にするのか!?」
「グループ替えは手間がかかるのに」

 

 

…などと

言われたり思われたりして

 

 

周りの人から

嫌われるんじゃないか?と思ったら

恐怖感もムクムク湧いてきて

 

 

「私さえ我慢すれば、丸く収まる」

 

 

…と自身の本当に気持ちを

無視したり隠そうとしている

自分もいたりしたんですよね。

 

 

 

いつもだったら

そこでグッと我慢して

 

 

後々になってから

「どうして私ばっかりが!」と

被害者的な意識を募らせていた

私だったと思うのですが

 

 

そのときは珍しく

なぜか然るべき人に

ちゃんと相談しようと思って

 

 

これ(日本語での演習)は

私が望んでいたことではない。

 

良かれと思ってしてくれたのだろうけど
事前に訊いてくれるならまだしも

私に確認もせずに

本来であれば私が決めれることを

 

一方的に決めつけられたことは

非常に不愉快だ。

 

 

…と

そうハッキリと伝えました。

 

 

 

いつもだったら

どんなに不愉快になっても

どんな不満を抱えようとも

我慢する私だったので

 

 

先方からリアクションがあるまで

生きた心地がしなかったのですが

 

 

メールが届いたときは

ホッとしたことを覚えています。

 

 

 

 

 

あなたの気持ちを確認せずして

勝手に「日本人同士の方がイイだろう」

と決めつけたことで

 

あなたが不愉快に思ったのは

尤もなことだ。

 

心から謝罪する。

 

あなたの希望を尊重して
グループを再編する。

 

 

 

メールには

そう書かれていました。

 

 

 

非難されたり拒絶されたり

矮小化されたりすることなく

 

 

バウンダリーが侵害された私が

「怒り」を感じるのも尤もだ!

 

 

と私の感情が

ちゃんと尊重されたという体験は

私にとっては新しく、そして、

自身に大きな変化をもたらす体験でした。

 

 

 

その後、実際にNYに行ったときに

この出来事を自分のグループの

演習アシスタントに話たとき

彼女が、私にこう言いました。

 

 

今、あなたが話してくれたことは

とても大切なことだと思うの。

 

今後英語が母国語じゃない人が

このトレーニングに参加するとき

一方的に決めつけるのではなく

 

その人の意見を尊重できるように

ちゃんと考えていかなくちゃならないと思うから。

 

これをアシスタントミーティングで

話させてもらいたいんだけどイイかしら?

 

 

 

その時、再確認しました。

 

 

 

私が感じた怒りは

正当なものだったのだと…。

 

 

 

そして

NOと言ったことは
間違えではなかった
のだと…。

 

 

 

嫌なことは嫌だ

理不尽なことは理不尽だ

 

 

と感じている自分を

しっかりと肯定してもらえた体験は

 

 

自分の感情や感覚を否定したり

ないものにしたりしなくてもイイんだと

私に新しい人生のオプションを与えてくれた

開眼体験でもありました。

 

 

 

 

 

クライエントの皆さんにも

そういった体験をしてもらうことで

 

 

自身の感情や感覚は

あくまでも自分のものであり

他者が決めるものではないということ

 

 

そして

「私が決めていい」

という体験の積み重ねの中で

主体性を取り戻してほしいと

心の底から願っています。

 

 

 

というのも

それが「自分らしく生きる」の

土台をつくるものだから。

 

 

 

そんな境界線(バウンダリー)を

しっかり引く力を

私と一緒に身につけていきませんか?

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

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