不安定な時代だからこそ大切にしたい人との「つながり」

【vol.1874】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

今週の水曜日と木曜日の午後に

地元のテレビ局で仕事があったので

 

 

オフィスからテクテクと歩いて

テレビ局に向かっていたとき

 

 

２日立て続けに

しばらくお会いしていない方に

バッタリお会いする

ということがありました。

 

 

 

久しぶりにお会いできたのが

とても嬉しくて

思わず立ち話しちゃいました、

 

 

時間ギリギリで移動していたので

急いではいたんですけどね…（汗）。

 

 

 

こうやって街中で

バッタリ人に会ったことを

札幌から東京に出ていった人に

話したりすると

 

 

「札幌は狭いからね。

　東京だったら絶対にあり得ない。

　そういうのってちょっと面倒くさいし、

　うっかり悪いことできないよね」

 

 

…などと言わたりもしますが

私は全然嫌じゃないです。

 

 

 

というのも

こうやって街中のあちこちで

知り合いに会って声を掛けてもらえると

 

 

「ここには私の居場所があるんだ」

と再確認することができると同時に

 

 

それは

私の心の安心安全につながっていると

実感することもできて

むしろ喜ばしく思えるから。

 

 

 

 

 

数日前のブログで紹介した

高校留学時代のホームステイ先のお父さんが

よく観ていたコメディ番組に

『Cheers』という番組がありました。

 

 

 

舞台はボストンにある

『Cheers』というバーで

⬇︎⬇︎⬇︎

 

 

 

 

（2016年4月にボストンを訪れたときの写真。
2020年に閉店した模様。涙）

 

 

地元の人たちが集まって

お酒を片手に

他愛もないお喋りを興じる中に笑いもある

 

 

…という感じの番組でした。

 

 

 

留学したての頃は

英語がわからなかったので

番組の内容をよく理解できなかったのですが

 

 

そんな私でも

これだけは理解できて

「イイな」と思えたのは

 

 

この番組の主題歌でもある

『Where Everybody Knows Your Name』

（あなたの名前をみんなが知っている場所）

というタイトルのように

 

 

 

 

このバーに来ると

みんなが自分の名前（存在）を知っていて

自分が（バーに）来たことを喜んでくれる

…と感じられること。

 

 

 

留学したての頃の私は

学校に行っても「誰、こいつ？」と

誰にも自分の存在を認識してもらえていなくて

 

 

そんな感じだったので

自分に会えたことを喜んでくれる人も

当然いなくて

 

 

孤独だったし

学校に自分の居場所があると

到底思えなかったんですよね。

 

 

 

それが何よりも辛かった。

 

 

 

でも、少しずつ

みんなが私の名前を覚えてくれて

笑顔で挨拶をしてくれるようになるにつれて

 

 

私は孤独感から解放されて

私という人間を

しっかり見てもらえていると感じて

ホッとして安堵感を覚えました。

 

 

 

そして

この学校の一員であるという感覚

つまりつながりや

居場所も感じられるようになって

 

 

学校が怖い場所から

安全な場所へと変化していったんですよね。

 

 

 

誰かが自分のことを

ちゃんと見てくれている

（存在を認めてくれている）と

感じられることによってはじめて

 

 

私たちは安心や安全に加えて

自身の存在価値をも感じながら

生きていくことができる。

 

 

 

 

 

そう思います。

 

 

 

干渉されることがない人生は

煩わしさがないかもしれませんが

 

 

孤独感や空虚感を募らせたり

安心や安全を感じられずに

心がぐらついたりして

 

 

自身の心の安定や平穏を

犠牲にせざるを得ないリスクが

潜んでいるのも確かです。

 

 

 

心地よく感じられる距離を保ちながら

他者とつながることができ

 

 

自身の存在そのものを

ウェルカムしてもらえるような

関係性や居場所があると

グッと生きやすくなるものです。

 

 

 

あなたにとって心地よいと思える

人との距離感やつながる方法を見つけて

自身の居場所やつながりを

私と一緒につくり上げていきませんか？