【vol.1829】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
たくさんのクライエントと
セッションをしていますが
友だちに相談して後悔したので
プロに話を聞いてもらおうと思った。
と言われることが度々あります。
その詳細を尋ねると
友だちに相談して後悔したのには
どうやら大きく分けて
3つほどのパターンがあるようです。
「いや、それおかしい/変でしょ?」
…と否定から入るパターン
「世の中には
もっと大変な/苦労してる人がいて
あなたは恵まれている方だよ」
…と比較されるパターン
「弱音や愚痴を吐いても
何も変わらないから
もっとポジティブに考えないと!」
…というポジティブ至上主義のパターン
やの発言は
「それは
取るに足りない悩み/問題ですよ」
と言われているのも同然ですし
の発言は一見前向きに見えて
「そんな後ろ向き/
ネガティブな話なんか
私は聞きたくありません!」
という拒否的なメッセージが
隠されていたりするんですよね。
直接的ではないにせよ
そういったニュアンスの物言いをされると
「言わなきゃよかった…」
と後悔するのも無理はありませんが
こういった余計な傷つきやガッカリ、
「言わなきゃよかった」という後悔を
避けるためにできる
コミュニケーション上の工夫はあります!
「相談」を持ちかけられると
持ちかけられた方は(どんな形であれ)
という気持ちになって
あれこれ助言(アドバイス)したく
なってしまうんです。
でも
こういったケースの大抵の場合は
相談者は
と思っているので
助言やアドバイスは
基本、求めてはいません。
つまり
相談者側のニーズやウォンツと
相談を持ちかけられた側が
提供してることに
ミスマッチがあるんですよね。
このミスマッチが
「言わなきゃよかった」という
後悔につながっているのです。
「こうして欲しい!」という
相談者側のニーズやウォンツが
明確にされていなければ
相談を持ちかけられた側は
自分に何を求められているのか?
…ということを
自分の経験則から
予想するしかありません。
ですから
もし、自分のニーズやウォンツが
というのであれば
話をする前に
今日は助言やアドバイスは要らないから
とりあえず、私の話を
ただ聴いてもらってもイイ?
などと相談を持ちかけた相手に
期待する役割を明確してみることを
オススメします。
というのも
相談を持ちかけられた方にとっては
自分のすべきことが明確になるので
どう振る舞えばイイのかがハッキリしますし
相談した側も
上記の3つのミスマッチを
予め防ぐことができるという意味で
余計な傷つきやガッカリ感、
後悔などを体験することなく
ストレスフリーでいられるから。
相手に「どうして欲しいか?」
ということを表明することは
「ワガママ」と捉えられかねないので
口をつぐんでしまう人は
少なくありませんが
「どうして欲しいのか?」を明確にして
最初から伝えることで
お互いに嫌な思いをせずに
ウィンウィンでいられるんですよね。
ちょっとしたことだと
思われるかも知れませんが
うまく使えるようになると
バツグンの効果を発揮してくれる
ちょっとした工夫を
日常生活に取り入れてみませんか?
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