【vol.1814】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
数日前のこちらの記事で
⬇︎
チラッとご紹介させていただいた
横川良明氏の著書
『自分が嫌いなまま生きていってもいいですか?』
を読了しました。
彼の作品を読むのは初めてなのですが
リズミカルに展開される文章や
ウィットに富んだ表現力、
絶妙な言葉のチョイス…etc.が
私のツボにハマりまくって
最後まで面白く読ませてもらいました。
この本は
mi-molletに掲載されたコラムを
まとめられたものらしいので
もし、横川氏のエッセイに
ご興味がある方いらっしゃったら
まずはこちらから読んでみるとイイかも。
横川氏のこの著書の中で
たびたび取り上げられているのが
「もっと自分を愛そう」
「セルフラブ」
「自分のことを愛せないと、
他人のことも愛せない」
という世の中の風潮に対する強い違和感。
私が大好きな
米ドラァグ・クイーン界の大御所
ル・ポールも同じことを言っていて
私はそれほど嫌いではないのですが
“If you don’t love yourself, how in the hell you gonna love somebody else?” #Rupaul #Preachsista pic.twitter.com/nXwRbdMnYu
— Fainche McArdle (@GoldFanch) December 7, 2016
恐らく
この“love”という単語を直訳して
「愛する」という言葉を当てると
ちょっとした
違和感や抵抗感が出てくるのは
理解できるような気がします。
英語では“love”という言葉は
日本人が「愛する」という言葉を遣うよりも
割とカジュアルな感じで
実際遣われているんですよね。
ですから
“If you can’t love yourself,
you can’t love someone else.”
を直訳すると
確かに
「自分のことを愛せないと、
他人のことも愛せない」
となりますが
ここでいうloveは
日本語でいうところの
「受けいれる」に近い感覚で
このままの自分でイイと
受けいれることができないと、
他人を受けいれることもできない
という方が
ニュアンス的には近いかと思います。
だから
Self-Love(セルフ・ラブ)も
「自分を愛する」というよりは
「このままの自分でイイんだよ」
と自分自身が肯定できること
という意味合いが
より本質に近いかも知れないなぁ
…と
横川氏の本を読みながら
考えていました。
かくいう私も
「自分のことが好きか?」
「自分のことを愛してるか?」
と訊かれたら
胸を張って「YES!」とは
答えられない自信があります(苦笑)が
「このままの自分でいい。
これで十分だ」とは思えます。
自己肯定感って
自分を大好きになることでも
自分を愛することでもなければ
このままの自分でイイと
他ならぬ自分自身が思えること。
セラピー/カウンセリングで
目指していきたいところは
ココなんです。
自分を好きにならなくてもいい。
自分を愛せなくてもいい。
でも
このままの自分でイイと思える自分には
是非ともなって欲しい。
そうすれば
生きるのがちょっと楽になるから。
そんなところを
私と一緒に目指していきませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。
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