この年になってはじめて知った妹のトラウマ

【vol.1757】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

昨日の夜、

妹夫婦とパートナーと私の4人で

久しぶりに外食をしました。

 

 

 

2021年の年末に

体調を崩した母が入院したときに

はじめて癌だということが判明。

 

 

 

しかも

その段階で既にステージ4で

 

 

先が長くないことも

主治医から伝えられて

かなり厳しい状況だったものの

 

 

その後に受けた

抗がん剤治療が功を奏して

何とかここまで来ることが

できたのですが

 

 

ここに来て

また状況は厳しくなってきており

 

 

両親と同居している妹夫婦と

この先に起こりうるであろう

現実的な話をしなければならず

昨日の会食と相成りました。

 

 

 

 

 

いろいろな話をしていく中で

子どもの頃の話になったのですが

 

 

この年になって

はじめて知らされた彼女のトラウマに

ビックリさせられました。

 

 

 

子どもの頃

私は「まあまあできた子」でした。

 

 

 

習い事の

そろばんやバトントワリングでは

全国大会に出るくらいの成績を収めたり

作文を書けば表彰されたり

 

 

中学校の成績は

学年のトップ5はキープしていて

塾での模試でも

 

 

常に上位にランキングしていて

学校でも塾でも一番になることは

まあまあよくありました。

 

 

 

が！

 

 

 

私は父や母に

「よく頑張ったね」と言われたことは

ほとんどありませんでした。

 

 

 

ちょっとでも褒めたら

私が天狗になってしまって

努力することを怠ると思ったんでしょう。

 

 

 

特に、父は褒めるどころか

「どうして、ここを間違えたのか？」

「なぜ、オール5じゃないんだ？」と

 

 

「お前の努力は、まだ足りない！」

というメッセージを送り続けてきました。

 

 

 

 

 

「どこまで頑張ったら

　私は父に認めてもらえるのか？」

 

 

 

若かりし頃は

そんな思いに

いつも苦しめられていたんですよね。

 

 

 

でも、それは

私だけではなかったのです。

 

 

 

妹曰く

 

 

「お姉ちゃんは

　パパだったけど

　私はママからだったわ〜」

 

 

…と。

 

 

 

 

 

 

実は、妹は母から

こう言われ続けていたとのこと。

 

 

 

 

 

私にとっては

まったくもっての初耳！

 

 

 

でも、聞いた瞬間

と思いました。

 

 

 

褒められないどころか

「できない」ことを責め立てられ

 

 

しかも

子どもにはどうにもできない

「お金」を盾にして

そんなことを言われたら

ぐうの音も出ないですよ…。

 

 

 

 

 

 

妹は笑いながら

そんな風に言ってましたが

 

 

私は、その当時カナダにいて

妹を援護することもできなかったので

 

 

「孤独だっただろうし

　相当傷ついていただろうな」

 

 

と思うと

いたたまれない気持ちになりました。

 

 

 

トラウマというと

虐待や暴力などの大きな出来事によって

引き起こされるイメージしますが

 

 

こういった些細な親の言動も

 

 

日常生活の中で

何度となく繰り返されることで

トラウマ（心の傷）

 

 

となり得ます。

 

 

 

 

 

私の妹のように

笑って話せるようになっていれば

ある程度、心にも整理がつけられて

トラウマ「過去のもの」になっている

 

 

つまり

トラウマは克服されている可能性は

高いですが

 

 

昔の嫌な記憶が度々よみがえってきて

嫌な気持ちが拭えなかったり

涙が止まらなかったり

心がザワついたりするようでしたら

 

 

まだトラウマは

克服できていないかも知れません。

 

 

 

私のセッションでは

トラウマにまつわる

心の奥底に押し込めてきた感情に

 

 

セラピストと共に

目を向けることを通して

押し込めてきた感情を解放することによって

トラウマの克服を目指していきます。

 

 

 

もし、

度々記憶によみがえる過去の出来事に

未だに心がザワつくようでしたら

 

 

セラピー／カウンセリングをとおして

私と一緒にトラウマを「過去のもの」にして

心の平穏を取り戻していきませんか？