カップルセラピー／カウンセリングのすすめ

【vol.1471】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

昨日、４ヶ月間にわたって開催された

Emotionally Focused Therapy（EFT）と呼ばれる

カップルセラピーのトレーニングを終えました。

 

 

 

 

 

残念ながら、日本では

まだそれほど知名度が高くはないのですが

 

 

北米ではかなり多くのセラピストが

EFTのトレーニングを受けていて

EFTを軸にしたカップルセラピーは

広く提供されているアプローチです。

 

 

 

カップルセラピーは

 

 

ふたりの関係に苦悩が生じていたり

「つながりを感じられない」状態に

陥っていたりするカップルの

 

 

関係の修復

をお手伝いするものです。

 

 

 

 

 

以前のブログ記事でも取り上げましたが

 

 

カップルのどちらが正しくて

どちらが間違っている…ということを

セラピスト／カウンセラーがジャッジして

間違っている人の方を修正していく

 

 

…というのが

カップルセラピーではありません‼️

 

 

 

 

 

この苦悩や関係性の断絶は

どのようなパターンとして

現れてきているのか？

 

 

 

 

 

この悪循環のパターンは

一体、どこから（何から）

生じてきたものなのか？

 

 

 

そこから抜け出すために

とるべき行動やアクションは何か？

 

 

 

そうやって、今までとは異なる

新しい「つながり」を築いていくことで

関係の修復や改善を試みていくものです。

 

 

 

 

 

問題があるのは

カップルそのもの（人）…ではなく

 

 

カップルの関係性のあり方や

コミュニケーションの

「パターン」にあります。

 

 

 

このパターンの背景には

過去の養育者（原家族）との

関係性のあり方や

コミニュケーションの中で身につけた

「自己防衛手段」が存在しています。

 

 

 

 

 

その当時を生きのびる上では

役に立った自己防衛手段も

 

 

向き合っているのは相手が変われば

それが必ずしも役にたつとは限らず

むしろ、有害になることも…。

 

 

 

ただ

長年使われてきた自己防衛手段は

ほぼ自動操縦的に発動されるので

 

 

相手が違うにもかかわらず

無意識のうちに

使われてしまってるんですよね。

 

 

 

カップルの苦悩や断絶の元凶は

実は、ココにあります‼️

 

 

 

過去を振り返って

この「自己防衛手段」を

身につけざるを得なかった理由を

丁寧に見ていくと

 

 

心の奥底に、まだ、ケアされていない

傷ついた心や悲しみ、怒りや恥などの感情が

陰を潜めていることに気づきます。

 

 

 

その感情を

“ふたりで一緒に”見ていったり

触れていったりすることをとおしてはじめて

傷ついた心やネガティブな感情がケアされて

 

 

それが新しい行動やアクションを引き出し

新たな「つながり」をつくる

大切な土台となっていくんですよね。

 

 

 

 

 

そして

こういった体験の積み重ねが

カップルに苦悩や断絶をもたらしていた

「古いパターン」を「新しいパターン」に

書き換えていくのです。

 

 

 

このプロセスこそが

カップルの関係性の修復や改善を促す

カップルセラピーの根底にあるものです。

 

 

 

現在のパートナーとの

関係性がうまくいかないのは

 

 

ケアを必要としている

癒やされぬ心の傷が

それぞれの心に未だに存在していること

 

 

そして、その心の傷を

改めて見つめ直してみる必要性を

示唆しています。

 

 

 

パートナーとの間にあるわだかまりを払拭して

ふたりの関係をより良いものにしたいのなら

勇気を出してカップルセラピーに

トライしてみませんか？